女性活躍推進のウソホント

【女性活躍推進】男性陣を否定しているうちは、女性活躍は進まない [女性活躍推進のウソホント]

投稿日時:2017/11/27(月) 15:36rss


【女性活躍推進】
男性陣を否定しているうちは、女性活躍は進まない






















皆さんこんにちは。
先日当社が運営している「働く女性のお悩み解決サイト:Woo!(ウー)」に記事を掲載し
たところ、たくさんの方からメッセージを頂く等反響がありました。
本日は、その記事の一部をご紹介致します。

1 女性活躍あるある






















先日、「女性社員向けに女性活躍推進の講演をしてほしい」というご依頼を受け、その企業へ
打ち合わせに伺った。その際、担当の方がこんな風におっしゃっていた。

「以前お呼びした女性講師は、とても面白かったんですが、オブザーブの男性のことを
ケチョンケチョンにおっしゃったんですよね。女性は普段思っていても口に出せないことを
講師が代弁してくれたのでスッキリしたんですが、男性陣はどうやらそれがトラウマに
なってしまったらしく…。でもこれでは男性陣を巻き込んで女性活躍をすすめづらくなるので、
今回はもっとフラットにお話をして頂きたいんです」と。

女性活躍は働き方改革とセットなので「男性陣の働き方や残業の多さ」「夫が家事や育児を
妻に任せきりにする」という部分に焦点があたり、それらを指摘するケースが多い。

だが、男性陣の働き方や姿勢をいくら攻撃したところで、何も生まれない。

生まれないというより、何も前には進まない。

女性対男性の図式になり、反発が生まれ、ますます溝が深まるだけだ。


2 私もモーレツ社員だった





















以前の私は、それこそ残業しまくりのいわゆるモーレツ社員だった。

仕事で成果を出すために真剣になればなるほど、やることは増える。
成果を出したら出したで、「じゃあこれもやってみろ」「あれもやってみろ」「後輩を育て
ろ」とチャンスという名の仕事を任され、ますます忙しくなる。
でもその当時、全然頭を使わずただ単に働いていただけだったかと言うとそうではなく、
今と程度の差こそあれ知恵は絞っているつもりだったし、自分の中では一生懸命やっていた。
(それで体調を崩したこともあったが)

その状態が良いとは決して言えないけれど、もしその時に私が女性活躍推進研修で男性側と
して参加することになり、頭ごなしに「あなたたち何やってるの!」とケチョンケチョンに
言われたとしたら…
「会社のためにこんなに一生懸命やってる人に対して、なんだその言い方は」と反発したく
もなる。
図星だし頭で分かっていても素直に受け入れられないから、きっとその後の行動は変わらな
いだろう。


3 今の日本があるのは
























今の日本経済は、低迷している、沈みかけているとよく言われるけれど、戦後ボロボロの
状態から、よくここまで来たもんだな~と思う。
今の日本があるのは間違いなく、高度経済成長期に、モーレツ社員の男性陣が死に物狂いで
働きまくってくれたおかげだ。(その男性陣や家庭を支えた奥さんたちの力でもある。)

そこに対してはむしろ、「有難うの気持ち」というか「ねぎらいの言葉」が要るのではないか。

ただそれはそれとして、時代は変わり、変化の速度もネットの普及により急激に速くなった。
そんな今の時代に生きる私たちは、過去の成功体験にしがみつくのではなく、勇気を持って
変わらないければならない。

さらに日本は「超人手不足」の「超高齢化社会」に突入するときたもんだから。

また育児、介護問題などを考えると、年齢性別問わず「仕事に自分の時間の全てを捧げ、
フルで働ける人にのみ対応した企業システム」はもう破綻している。

かといって「働く人が2割減るから、会社の売上目標も2割減らしていいよー」という
会社は当然なく、どこも昨対を超える業績目標を掲げて進んでいくだろう。

だったら「そこで働く人みんなが、変わらないといけないよね」「マネジメントや、
働き方や、考え方を、みんなが変えないといけないよね」という話だ。

残業ありきな管理職男性は、定時で仕事を終える働き方に変え、
共働きパパも、会社が変わらないと嘆くのではなく勇気を出して自ら働き方を変え、
女性も自分で一生稼ぐ覚悟を持ち、ワーママは母はこうあるべきの呪縛から勇気を出して
抜け出し、自分なりの両立の形を創り出す。

そういうみんなの一歩の積み重ねが、きっと目の前の環境を、家族を、部署を、会社を、
社会を変えていく。

誰かを否定したり、責任を押し付けあうのではなく、全員が、無意識に持っている価値観や
固定概念を捨てて、一人ひとりが変わらないといけないのだと思う。

途方もないかもしれないけれど、誰かのせいにするのではなく、私も出来ることを一歩ずつ
やっていこうと思う。