太田隆次の人事講座

人事の公式 [人事の教養]

投稿日時:2012/05/16(水) 09:00rss


「行動の科学」に、有名な心理学者レビン(Kurt Lewin 1890~1947)の
B=f(P・E)
という公式があります。

B =Behavior (行動)
f=function(関数)
P =Personality(個人の性格、能力)
E =Environment(労働条件、組織風土、上司のリーダーシップスタイル、コミュニケーションスタイルなどの環境条件)

この公式の意味は、関数「人の行動(B)」は、変数「本人の要素(P)と、環境の要素(E)」で決まる、ということです。
つまり「関数である本人の業績は、変数である本人の能力と変数である環境で決まる」ということです。

くだいて言えば
「業績は上司次第」
「いくら優秀な社員でも、おかれた環境が悪ければ芽が出ない」
「そこそこの社員でも適切な目標と上司のよき指導があれば素晴らしい業績を上げる」
「子供のしつけは親次第」
などよく経験することです。

人事評価の説明では、この公式によく似た下のような公式がよく使われます。



野球の弱小球団も、よき監督に変われば、たちまち優勝! という理由もこれで説明できます。