太田隆次の人事講座

嘘に色あり? [目指せ!人事の雑学王]

投稿日時:2013/11/20(水) 09:00rss


英語の嘘の色
英語でwhite lie (白色の嘘)というのは、悪意のない、罪のない嘘のことです。
日本語でも、「嘘も方便」とか「今のは冗談、冗談」とかは、生活の知恵として使う明るい嘘です。
英語でblack lie (黒色の嘘)というのは、悪意のあるホンモノの嘘です。
 
日本語の嘘の色
日本語の、嘘を隠して「しらばくれる」は古語の「白化け」(何もなかったかのように化ける)から転じた言葉ですし、
「真っ赤な嘘」、「白々しい嘘」とか、日本語では、白も赤もそろって悪役です。
一般的な日本語にはなっていませんが、「金色の嘘」というのがあります。
福岡や大阪や東京の天満宮では、正月7日に参詣人が昨年の凶事を嘘と書いて神社に供えると、
神社から「嘘の交換」に今年の吉として嘘を書いた金色の札に取り替えてくれる神事があります。
 
英語と日本語に共通する嘘の色
しかし、東西とも嘘が多いのが世の中らしく、英語も日本も同じような表現があるのが面白い所です。
たとえば、「見え透いた嘘」は英語でもtransparent lie(透明な嘘)と言いますし、
「嘘の塊」はpack of lies(嘘のパック)で、日本語では「嘘八百」です。

嘘の効用
嘘は悪いことに決まっていますが、エイプリルフール、サバを読む、嘘泣き、今のは嘘であって欲しい、のように、
日常生活では潤滑油の効用もありますね。

こういう味わい深い格言もあります。
真実が靴の紐を結ぶ間に嘘は地球を半周する。
嘘は権威をもって大きな声で話すと誰でも信じてしまう。
嘘には、嘘、真っ赤な嘘、統計の嘘、の三つがある。
一つの嘘は、二十の嘘で守らなければならなくなる。