太田隆次の人事講座

50代で、引退後の本当の人生の準備をしておこう [目指せ!人事の雑学王]

投稿日時:2014/01/23(木) 09:00rss


人生の勝負は後期にありといわれます。人世の後期とは60代からの本当の人生のことです。

多くの50代社員は定年が近づくにつれ、役員になれれば勝ち組、一歩手前の管理職や平社員で終わると負け組と思いがちです。

しかし、血の出るような思いをして役員になれたとしても、名誉や地位や収入は永久保証ではありません。
数年たって引退すれば地域社会や同窓会ではタダの人です。
役員や管理職で引退した人は、自己紹介で在職中の地位を述べてひんしゅくを買うことが多いのです。

長寿化と高齢化が進み、ますます長くなる引退後の人生を楽しむためにはどうすればいいか、解説書も多く出ています。

次の順に考えたらどうでしょう。
1.これからの人生の長さを知る
 もちろん、個人差がありますが、日本人の平均寿命は約80歳として、60歳で引退してから20年もあります。
 やりたいこと、楽しいことで送れる人生が勝ち組です。

2.自分の強み弱みを知る
 1)会社での自分の強み弱みの評価 ― 組織内での退職までの自分の仮の姿に過ぎない
  50代という年齢は、そろそろ会社の評価で自分の立ち位置が分かる頃です。
  50代社員は、実務能力(仕事、専門性など)の強み弱みと、
  管理能力(リーダーシップ、人間関係など)の強み弱みが評価のポイントになります。

  それぞれ縦軸と横軸にマトリックスで描くと下図のようになります。
  50代社員は誰でも、どれかに評価されているはずです。


 2)本当の自分の強みを発見する ― 今後、一人で生きていく人生の武器とする
  他人が「知っている自分、知らない自分」と、
  自分が「知っている自分、知らない自分」の
  マトリックスの「ジョハリの窓」で、
  4の自分では気がついていない自分の中から強みを50代の間に発見する。
  (例 絵画、考古学、写真、歴史、文芸、探検など)