太田隆次の人事講座

共働きの経済学 [目指せ!人事の雑学王]

投稿日時:2014/02/26(水) 09:00rss


ある「共働きの実態調査」の一部です。

共働きは収入額にもよるが、一旦プールして総収入にして一本化するとか、「割り勘」を原則としてその都度清算するとか、項目を予算のように子細に決めておくとか、事前に何らかの取り決めをすることが多いが、年月が経つにつれ、実際はそうではない。家計の実収入が増えるとは限らない。

例えば
1. 「使途不明金」
 夫婦それぞれに収入があるために「使途不明金」が生じる。

2. 支出が増える
 専業主婦に比べ、妻の外出には、それなりの衣服費、食事費、交通費、メーク代、付き合いなどの支出が増える。

3. 「割り勘」できない「想定外」の支出
 食事代、養育費、家具や住居ローン返済や修理費、娯楽費などの分かりやすい共通費は「割り勘」でいいが、冠婚葬祭、突発的な親の医療費や介護費用など「想定外」の支出が増える。

4. クレジットカード
 クレジットカードでの買い物が多くなると、清算が複雑になる。
 例として、子供が出来て紙おむつ代や衣服代や玩具代など、売り場ではクレジットカードで「割り勘」とはいかず、妻がその場は「立て替え払い」して、定期的に現金で清算する筈が、つい放置しているうちに「妻側」が過払いの清算を求めたことから、相互不信が昂じて離婚騒動になった夫婦のケースがある。

5.「家計管理」がルーズになる
 お互いの収入をあてにして金銭に鷹揚になり、妻は専業主婦のような家計管理が出来なくなる。

共働きの家計管理は、相互信頼としっかりしたルール作りが肝要です。