太田隆次の人事講座

認知症は発症に約20年かかり発症後13年ほどで死ぬ脳の病気である [目指せ!人事の雑学王]

投稿日時:2014/08/25(月) 09:00rss


現在、日本人の65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症です。

自分自身はもちろん、親や配偶者の認知症の介護で追い詰められて、
最後の手段として心ならずも退職せざるを得ない悲劇が多く報じられるようになりました。

退職は本人にとって生涯の最大最悪の事態です。
人事として認知症を正しく理解して出来る限り相談に乗ってあげるべきです。
 
幸い、認知症特にアルツハイマー型認知症の発症と症状の進行の仕組みが、
最近、欧米を中心に急ピッチでかなり解明されてきて、いわば「敵を知れば怖くない」レベルまで近づいています。

ポイントは発症までに20年もあることで、その間に遅らせる予防の手立てを尽くす時間的余裕があるのです。
 
脳科学者の専門家たちの解説です。
 
1.発症と進行の年数
  発症に20年かかり、放置すれば13年ほどで死ぬ脳の病気である。
  現在のところ一旦、発症後の治療は出来ないが、発症や進行を遅らせることは出来る。

2.発症予防や症状の進行を遅らせる手立て
  長年の患者や症例の調査、研究で、発症や進行を3分の1~4分の1程度減らせる効果が認められている簡単な例をあげます。
  1) 熱中できるものがあり、熱中する。
  2) よく噛んで(30回ほど)食べる。
  3) 1日3杯程度のコーヒー、カテキンやポリフェノールを含む飲料を飲む。
  4) 歯周病がない。(歯周病菌の毒素が全身にまわり認知症の原因になる)
  5) 二つあるいはそれ以上のことを同時に考え、行う。
  (Dual Practiceと称する。例:野菜など切りながら完成後の料理のイメージを描く)

脳科学は日進月歩です。身近のテレビや新聞などで最新の情報に注意しましょう。