太田隆次の人事講座

同調圧力? [目指せ!人事の雑学王]

投稿日時:2015/02/24(火) 09:00rss


「同調圧力」とは、聞きなれない言葉ですが、英語ではPeer Pressureといい、要するにそこに居合わせているPeer(同輩)の目に見えない圧力に負けて同調してしまうことです。日常よく経験する「同調圧力」の例をあげましょう。
 
「同調圧力」の例
 
会社や学校、友人間等で知らず知らずのうちに、多数意見になんとなく合わせなければいけないような状況に出くわすことがあります。無言の圧力によって、抵抗することがなんだか憚られ、みんなの輪から飛び出して、違う意見を言えないような状況が「同調圧力」です。

「みんなと意見や行動が同じじゃないとおかしい、変だ、仲間はずれにするぞ」など、いじめにも繋がりやすい仲間の視線の「同調圧力」現象はある種の怖さの裏返しです。
 
「空気が読めない」「KY」等も、「同調圧力」を感じ取れ、ということです。
 
その場の雰囲気や勢いで当たり前の様に受け入れてしまったり、変だなと納得がいかないけれども、義理もあり同意させられてしまったりして、後で考えて嫌な思いをすることがあります。趣味や同好会のグループの不本意な参加、つきあいの二次会、おだてられての一気飲みなどが典型例です。

「同調圧力」は「みんな」という多人数集団の中だけでなく、個人対個人の対応の際にも、自分と相手との違いが出るのを恐れる場合にも見られます。

 最近の言葉の使い方に、「・・・かも」と言うのがあります。
自分の考えや思いを述べた後、「・・・かも」をつけて、「断定、確定させない、あいまいさ」を残すことで、異論・反論があったときに、自分が否定されることを防ぐための逃げ口を作っています。この「あいまい」表現は、はじめから、「同調圧力」から、自分を守るためです。

若い女の子が、よく使う、「・・・じゃない?」「・・・じゃないですか?」など、はじめから同調を求めるあいまい表現は、言われる相手にとっては「同調圧力」ですが、同時に、言う側にとってもあらかじめ、逆の「同調圧力」を避けるためともいえます。


しかし「同調圧力」もほどほどに


行き過ぎた「同調圧力」は、「奥ゆかしさ、謙虚、謙譲とは違う、孤立・対立を恐れる情けなさ」を感じて、時により周りに不快感を与えます。

会議などでは「同調圧力」に負けずに、冷静に議論して異論や自己主張しなければならない場合も多くあります。
 
なお次のネット記事を参考にして下さい。

http://matome.naver.jp/odai/2138428849776487801