太田隆次の人事講座

同じグループと認識できる数 [目指せ!人事の雑学王]

投稿日時:2015/12/25(金) 13:53rss


霊長類学者の話です。

猿など霊長類は同じ生まれのグループを作って暮らしています。人間にはどの猿も同じ顔に見えますが、
毎日観察しているとそれぞれ個体差があり、外観だけでなくにおいでも違いを認識しています。

では一頭の猿が相手を何頭まで「同じグループの猿」と見分けられるのかというと

テナガ猿    15頭まで
ゴリラ     35頭まで
チンパンジー  65頭まで

と知能の進化の度合いによって違うことが分かりました。チンパンジーの65頭はすごいですね。

つまり、ある猿が相手の猿を「自分と同じ生まれのグループの猿」と認識できる数は、どうやら知能の
進化の程度と比例関係にあることが分かりました。猿に限らず一般に動物は、生物学上は同じ種類でも
同じグループだけで一つの群れを作り、異分子の侵入を許しません。
 
では人間はどうかというと150人程度で、猿より多いのは、知能の高さだけでなく、人間の生活は、農業、
労働などの共同作業、組織の肩書や地位、血縁関係、地域運営など、同じ仲間が多くいないと出来ない
という自然の摂理だからです。