女性を活かし企業を元気に!「長期定着化のコツ」

女性社員自らの“育休復帰できる”という意思をいかに育むか? [育休復帰]

投稿日時:2013/05/21(火) 09:00rss


優秀な女性が育児を期に辞めない会社を創るために、
まずは役職者や上司の方の理解を深めること、
認識を共有することが大事だと先日お伝えしました。

では次に、どういったことが必要か。

それは、「女性社員に会社が育休復帰支援をしていること認識してもらうこと」です。


その為にお伝えすることは、

1.自社の制度についての周知
2.制度を使うのは当たり前ではなく周囲から応援される人材になること


の2点です。



1.自社の制度についての周知

よく人事の方からは、
「育休制度はあるのに、社員が使わずに退職するんです」とお聞きしますが、



実際、現場の女性社員さんにお話をお聞きすると、、、

「うちには育休制度はないんです」と答える方が多いです。


その時は「いやいや、そんなことはないですよ。絶対ありますから!
一度就業規則を見てみて下さい」とお答えします(笑)
(24年7月に、全ての会社が育休介護の制度義務付けられました。
就業規則にも、必要最低限の制度は恐らく盛り込まれていると思います。)





ただ、就業規則を全員が見られるようにしていても、
なかなか見る機会がないので、社員さんも知らないことが多いです。


せっかくあるものを知らないなんてもったいない。

知っていると安心できたり、仕事を続けていくことへの意欲も高まりますので、
「社内にどういう制度があるか知らせる」というのはとても大切です。

では、具体的にはどういった制度が有るか見てみましょう。

(1)育児給付金 育児休業期間を対象としてもらえるお金(男女ともに対象になります)
 1歳未満の子供を育てるために、育児休業を取得すると、
 その期間雇用保険制度から「育児休業給付金」がもらえます。

 受給額は、育休前の半分程度となります。
 女性の場合、育休は産後休業(出産翌日から56日間)の後から取得するので、
 子供が1歳になるまで育休をとった場合、10ヶ月強にわたり給付金をもらえる計算になります。
 ※ただし、雇用保険の被保険者であることと、
 育休に入る前の2年間の間にきちんと働いている月が12ヶ月以上あることが受給の条件です。

(2)出産育児一時金 子供を出産するともらえるお金
 原則として1児につき42万円、子供を出産するともらえます。
 この制度を利用した場合は、退院時に出産育児一時金を費用の差額を払えばOKです。

(3)出産手当金 産休中、給与が出ないときにもらえます。
 産前産後休業中、会社から給与が出ない場合は、
 健康保険制度から出産手当金が支給されます。

 産休1日につき、標準報酬日額の約2/3をもらうことができます。

(1)~(3)に関しては、会社に費用的負担はかからず、健康保険や雇用保険から助成金が出ます。


(4)会社独自の制度・仕組み
 本人にとっても、上司の方にとっても、
 期間中これだけ保険でフォローしてもらえるものがあって、
 しかも会社負担ではなく保険からおりるのだとわかると、安心ですね。

 ただし大切なことは、こういった制度を使うのが当たり前ではなく、
 自分がいない期間中周囲がフォローしてくれるのだという認識
です。



2.制度を使うのは当たり前ではなく周囲から応援される人材になること

赤ちゃんが産まれることは、とても喜ばしいことですが、
自分がいない間、カバーしてくれる人がいるからこそ、
安心して出産し育児をすることができます。

復帰した後も、
チームで協力して生産性をあげて働いていかないといけません。

仕事のしわ寄せが周囲いくこともありますし、

チームのメンバーの中でも、
「忙しい時に休んでいるな」という気持ちが、
全くゼロではありません。


そんな時、

「あの人は仕事ができるし、戻ってきて欲しいからサポートしよう」
「いつも助けてもらっていたから、今度は私たちがサポートしよう」

そう思ってもらえる人材かどうかが大きなポイントです。

ぜひ、女性の皆さんにも、そういった心構えを持ちながら、
日々の仕事に全力で頑張ってもらえるようお伝え下さい。

次回は、「もし、皆さんの部署の女性社員が明日妊娠したら?」と題しまして、
シリーズで見ていきたいと思います。


 



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女性社員教育って何でこんなに難しいんだろう?


  • 男性社員よりよっぽど気を遣って接しているのに、、、
  • 制度もそれなりに整えているはずなのに、、、
  • リーダーとして頑張って欲しいと期待しているのに、、、
  • 女性社員にこちらの想いがなかなか伝わらない。。。
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