女性活躍推進のウソホント

【女性活躍推進】 中小企業に大手のような女性活躍推進は難しいってホント? [女性活躍推進のウソホント]

投稿日時:2016/10/04(火) 10:33rss



1.女性活躍推進のセミナーにて

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前回のコラムで「女性が活躍する企業3つのポイ ント」をご紹介しましたが、大切なことですので、
今回は異なる視点から改めて書きたいと思います。
 
先日大阪の南納税協会主催、女性活躍推進セミナーが開催されました。
テーマは「中小企業のための女性活躍推進の3つのポイント」。
講師は株式会社ナチュラルリンク代表の高野(こうの)がつとめさせて頂きました。
 
セミナーには9月末の日中という日程にも関わらず、25名の方がご参加されました。
 
・経営者の方
・人事部や女性活躍推進担当の方
・現場の女性社員様
 
等様々な方がおられましたが、皆さん熱心に講座を聞き、ディスカッションや情報交換をされていました。
 

2.トップのメッセージ発信

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前回書きましたが、
まずは「トップや経営者の方が女性活躍推進のメッセージを社内外に発信すること」が大切です。
                                                       
現在大手企業はほぼ、CSRページや採用サイトに、必ず「女性活躍推進やダイバーシティ」への
取組みについて掲載しています。
                                                                                                 
「そりゃ、大手はCSRとか国からの要請もあって打ち出してるでしょ」と思われる方は多いですが、
こうした取組みを打ち出している大手企業に優秀な人材がどんどん入社することは当然ですよね。
 
私は仕事柄、女子大生に話を聞くことも多いですが、仕事を頑張りたい女子大生ほど、
こういった「女性活躍」に関する企業情報をしっかりチェックして就職活動しています。
 
人材が命の中小企業こそ、自社の取組みや社長の考えを発信する必要があるのに
(もちろん社内にも)、現状はそこを打ち出している企業は少ないように思います。
 
(セミナーでは、社長メッセージの作り方や発信方法の具体例も学んで頂きました)


3.上司が男女問わずチャンスを与える

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いくらトップや経営者の方がメッセージを発信しても、現場の女性社員の直属の上司の
マネジメントがうまくいっていなければ、女性活躍で成果は出ません。
 
まずは、上司の方が「女性は◯◯だ」という思い込みを捨てること。
 
・女性は責任ある仕事をやりたがらない
・女性は出産したら仕事への意欲が低下する
・女性は役職につきたがらない
・女性は感情的だ….
 
でも、少し考えてみて下さい。
 
女性の中でも、仕事を頑張りたい人もいれば、仕事よりもアフター5を充実させたい人もいます。
感情的な人もいれば、論理的な人もいます。
 
個々に、考えることやなりたい姿、状況は違うのに、「女性は◯◯だ」とひとくくりにしてしまうことで、
「この上司は女性に対してあまり良い感情を持ってない」「女性にチャンスを与えてくれない」と
部下が感じ、女性部下のやる気を削いでいることが多いのです。
 
まずは思い込みを外すことからはじめていきましょう。
(セミナーでは、具体的に5つの心得を学んで頂きました)

4.柔軟な働き方ができる

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社内に女性が増えてくると、必ず育児をしながら働く時短社員の方も増えていきます。
ここ数年のうちに、両親の介護をしながら働く社員も急増すると言われています。
 
そんな中で、今いるスタッフで、生産性高く業務を回し、成果をあげていくには、働き方を変えるしかありません。
 
ただし「時短社員さんの働きだけ変える」という状況になると、フルタイム社員の方から
必ず不満が出ます。(当社でもそういったことがありました)それは当然のことですよね。
 
 
ですから、時短社員さんや妊婦さんが誕生した時点で、今までの仕事のやり方を見直し、
無駄を削減し、部署や会社全体で柔軟な働き方を作っていく方向へと舵をきる必要があります。
 
 
既に大手企業のヤフーやトヨタも、在宅勤務制度を全社的に導入しています。
中小企業は社員数が大手より少ない分、小回りや融通が効きますから、在宅勤務やITツール導入、
クラウド化は積極的に進めていくことが可能なはずです。
 
時短社員が出たからすぐに人を補充!ではなく、その機会を「どうすれば今いる人数で
問題なく回せるのか」部署や自社の働き方を見直すチャンスやきっかけにしていきましょう。
(セミナーでは、具体的な他社の事例をもとにポイントを学んでいただきました)
 
女性活躍は、一朝一夕にできるものではありません。だからこそ、はやく取り組んだ企業が勝ちます。
気づいた今から、しっかり取り組んでいきましょう!