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【女性活躍推進】 「複業禁止」でも「仕事と子育ての両立は支援」の違和感

[女性活躍推進のウソホント]
投稿日時:2017/12/27(水) 09:38

【女性活躍推進】
「複業禁止」でも「仕事と子育ての両立は支援」の違和感























皆さんこんにちは。
今回も、当社が運営する「働く女性のお悩み解決サイト:Woo!(ウー)」で反響が大きか
った記事「多様化する働き方~「複業禁止」でも「仕事と子育ての両立は支援」って、疑問
に思いませんか?~」
(https://woo-site.com/article833/)
の内容を、一部抜粋してご紹介致します。

1 子育てはOKで複業はだめ?






















--
能力開発を目的として複業に興味を示す人は増えていても、多くの企業は複業禁止。そんな
「複業禁止」の企業でも仕事と子育ての両立は認めるどころか支援するのが昨今の当たり前で
す。
しかし仕事をしながら子育てや介護をした人はたいてい、子育てなどより仕事は楽だと感じる
ものです。子育てという過酷な「複業」はアリで、休もうと思えば休め、辞めようと思えば辞
められる「(本業と別の)仕事」はダメって、よく考えればおかしいと思いませんか?
--
「多様化する働き方~「複業禁止」でも「仕事と子育ての両立は支援」って、疑問に思いま
せんか?~」リード文より抜粋
確かに、本業の仕事以外の時間を使うという意味では、子育ても、副業も、同じといえます。
ただ、人手不足の時代となると、自分の会社に社員を留めておきたいという会社の気持ちも理
解できます。(保険関係の制度の壁や、法律の壁もありますが)
しかしながら、時代は大きく変わりつつあります。
---

男女を問わず組織を見限る「できる人」たちは、「持てる時間の全てを会社に注ぎ込み、長時
間労働も厭わず会社に尽くす」ことを求めながら利用価値が下がれば切り捨てにかかる企業の
ホンネを見透かして自衛に走っているのではないかと私は思います。
(中略)
「いままで通りやっていればO.K.という環境であれば本業だけやっていればいいでしょう。し
かし、いまは環境の変化に対応することが求められる時代なのです。会社にこもって本業だけ
やっていては環境変化に対応できない。環境の変化を実感し、変化に対応する知識や術を身に
つけるため、会社の外に出なければダメでしょう。そして社外で何かをするならば、お金をも
らうくらいのことをしないと意味がない」。
---
「多様化する働き方~「複業禁止」でも「仕事と子育ての両立は支援」って、疑問に思いま
せんか?~」リード文より抜粋


2 副業禁止の理由とは?






















企業が副業を禁止する理由として多いのは、「本業以外の仕事をするのは、心身の疲労を招き
本業に支障をきたすから」という理由が多いようです。
私も小さいながらもいち会社を経営している立場として、その理由もわかります。自社内の仕
事に、しっかり責任を持って取り組んでほしいという想いや、他にやりたいことがあるにせ
よ、本業が疎かになってしまっては、本末転倒だという想いもあります。
ただ、記事にはこのように書いてあります。
---
勤務先の仕事(本業)を終えた後の子育てという労働(複業)をするのはいいけれど、自社の
仕事以外をするのは「心身の疲労を招き本業に支障を来たす」ため禁止、というのは、子育て
のリアルを知らないか、知っているとしたらそれこそ「子育てする人は心身が疲労した状態で
勤務する」ことを許容している、つまり、本気で戦力とは考えていない、のどちらかなのだろ
う、と思うのです。
---

「多様化する働き方~「複業禁止」でも「仕事と子育ての両立は支援」って、疑問に思いま
せんか?~」リード文より抜粋
確かにそうですよね。このような考えでは、ダイバーシティ、女性活躍と表向きには言いつつ
も、様々な人たちが活躍する会社づくりは難しいでしょう。

3 変化する企業のみが生き残る























とはいえ、私も今や2児の母。またここにきて、夫の実家の商売にも今後関わっていく可能性
が出てきました。創業パートナーの前本も、ナチュラルリンクの専務でありつつ、2児の母であ
りつつ、旦那さんが経営する畳屋の女将としての一面を持っています。
1社のみで仕事をする、仕事だけをする時代は確実に終わりをつげているということを、身をも
って実感しています。
そのように複数の仕事や子育てをしているからといって、本業を疎かにしているつもりはあり
ませんし、むしろ、頭を使い、短い時間で効率よく仕事をするようになりました。
今までの働き方を変えるのは、今までの自分を否定して先に進むことでもあるので勇気が要り
ますが、時代の流れを受けて、柔軟に変わっていくことが大切だと実感する今日このごろです。

 










 

【女性活躍推進】男性陣を否定しているうちは、女性活躍は進まない

[女性活躍推進のウソホント]
投稿日時:2017/11/27(月) 15:36

【女性活躍推進】
男性陣を否定しているうちは、女性活躍は進まない






















皆さんこんにちは。
先日当社が運営している「働く女性のお悩み解決サイト:Woo!(ウー)」に記事を掲載し
たところ、たくさんの方からメッセージを頂く等反響がありました。
本日は、その記事の一部をご紹介致します。

1 女性活躍あるある






















先日、「女性社員向けに女性活躍推進の講演をしてほしい」というご依頼を受け、その企業へ
打ち合わせに伺った。その際、担当の方がこんな風におっしゃっていた。

「以前お呼びした女性講師は、とても面白かったんですが、オブザーブの男性のことを
ケチョンケチョンにおっしゃったんですよね。女性は普段思っていても口に出せないことを
講師が代弁してくれたのでスッキリしたんですが、男性陣はどうやらそれがトラウマに
なってしまったらしく…。でもこれでは男性陣を巻き込んで女性活躍をすすめづらくなるので、
今回はもっとフラットにお話をして頂きたいんです」と。

女性活躍は働き方改革とセットなので「男性陣の働き方や残業の多さ」「夫が家事や育児を
妻に任せきりにする」という部分に焦点があたり、それらを指摘するケースが多い。

だが、男性陣の働き方や姿勢をいくら攻撃したところで、何も生まれない。

生まれないというより、何も前には進まない。

女性対男性の図式になり、反発が生まれ、ますます溝が深まるだけだ。


2 私もモーレツ社員だった





















以前の私は、それこそ残業しまくりのいわゆるモーレツ社員だった。

仕事で成果を出すために真剣になればなるほど、やることは増える。
成果を出したら出したで、「じゃあこれもやってみろ」「あれもやってみろ」「後輩を育て
ろ」とチャンスという名の仕事を任され、ますます忙しくなる。
でもその当時、全然頭を使わずただ単に働いていただけだったかと言うとそうではなく、
今と程度の差こそあれ知恵は絞っているつもりだったし、自分の中では一生懸命やっていた。
(それで体調を崩したこともあったが)

その状態が良いとは決して言えないけれど、もしその時に私が女性活躍推進研修で男性側と
して参加することになり、頭ごなしに「あなたたち何やってるの!」とケチョンケチョンに
言われたとしたら…
「会社のためにこんなに一生懸命やってる人に対して、なんだその言い方は」と反発したく
もなる。
図星だし頭で分かっていても素直に受け入れられないから、きっとその後の行動は変わらな
いだろう。


3 今の日本があるのは
























今の日本経済は、低迷している、沈みかけているとよく言われるけれど、戦後ボロボロの
状態から、よくここまで来たもんだな~と思う。
今の日本があるのは間違いなく、高度経済成長期に、モーレツ社員の男性陣が死に物狂いで
働きまくってくれたおかげだ。(その男性陣や家庭を支えた奥さんたちの力でもある。)

そこに対してはむしろ、「有難うの気持ち」というか「ねぎらいの言葉」が要るのではないか。

ただそれはそれとして、時代は変わり、変化の速度もネットの普及により急激に速くなった。
そんな今の時代に生きる私たちは、過去の成功体験にしがみつくのではなく、勇気を持って
変わらないければならない。

さらに日本は「超人手不足」の「超高齢化社会」に突入するときたもんだから。

また育児、介護問題などを考えると、年齢性別問わず「仕事に自分の時間の全てを捧げ、
フルで働ける人にのみ対応した企業システム」はもう破綻している。

かといって「働く人が2割減るから、会社の売上目標も2割減らしていいよー」という
会社は当然なく、どこも昨対を超える業績目標を掲げて進んでいくだろう。

だったら「そこで働く人みんなが、変わらないといけないよね」「マネジメントや、
働き方や、考え方を、みんなが変えないといけないよね」という話だ。

残業ありきな管理職男性は、定時で仕事を終える働き方に変え、
共働きパパも、会社が変わらないと嘆くのではなく勇気を出して自ら働き方を変え、
女性も自分で一生稼ぐ覚悟を持ち、ワーママは母はこうあるべきの呪縛から勇気を出して
抜け出し、自分なりの両立の形を創り出す。

そういうみんなの一歩の積み重ねが、きっと目の前の環境を、家族を、部署を、会社を、
社会を変えていく。

誰かを否定したり、責任を押し付けあうのではなく、全員が、無意識に持っている価値観や
固定概念を捨てて、一人ひとりが変わらないといけないのだと思う。

途方もないかもしれないけれど、誰かのせいにするのではなく、私も出来ることを一歩ずつ
やっていこうと思う。

 















 

【女性活躍企業の両立支援について】 育休社員が増えても会社にはメリットしかない!

[女性活躍推進のウソホント]
投稿日時:2017/11/06(月) 09:52

【女性活躍企業の両立支援について】
育休社員が増えても会社にはメリットしかない!





















皆さんこんにちは。
今回も当社が運営している「働く女性のお悩み解決サイト:Woo!(ウー)」に掲載された
記事の中から、一部抜粋してご紹介します。
今回の記事は、ワークライフバランス推進企業、女性活躍企業として京都では有名な、株式
会社一保堂茶舗さんの取組をみなで見学に行った際の内容です。

1 数字で見る一保堂茶舗





















まず、一保堂さんとはこのような会社です。
・業態 日本茶専門店(全国百貨店に出店。ニューヨークにも出店)
・社員数 210名
・正社員女性比率 65%
・女性管理職比率 課長相当職54% 係長相当職70%
・育児休業件数 27件(過去10年間実績)
・正社員離職率 5.8%(過去5年間実績)
(*上記は、2016年2月26日の座談会実施時のデータです)

女性管理職比率の高さ、離職率の低さを見ると、本当に素晴らしい優良企業ですが、実はつ
い10年前までは、女性は結婚を機に退職する方がほとんどという会社だったそうなので
す。さらに「女性活躍」を掲げて特別に取り組んだことは今まで一切なく、制度も法律で定
められている必要最低限なもののみだと言います。


2 育休社員が増えてもメリットしかないー





















育休復帰社員や時短社員さんが増えると、「会社の生産性が下がる、フルで働く人が減る」と、
会社にとってはデメリットになることが多いと捉える企業は多いです。ただ、一保堂の人事担当
の方は 「デメリットなんて1つもありませんでした。取組みにお金がかかることは一切ないし、
むしろプラスの点、メリットしかありませんでした。」 と断言されていました。

具体的には
1 定着率があがり、退職者が減った。
2 育休復帰第一号の社員が同僚に良い影響をあたえてくれた
3 同僚の急な欠勤にも動じないチームが出来上がった
4 ダイバーシティが浸透しつつある

ということでした。
では、このような状況を創るためには、具体的には何がポイントだったのでしょうか?


3 両立支援のポイントー





















重要なのは、育休取得前にどのように対応するかだと人事担当の方はおっしゃいました。

ポイントの1つ目は、「育休を取得する本人に復帰後の心構えを持ってもらった上で育休に入っ
てもらうこと。」
一保堂では、「両立支援制度の考え方」を記した資料が全社員に配布、共有されています。その
資料をもとに、上司と育休前の本人が面談をする流れになっているのです。

またポイントの2つ目は「直属の上司が本人に対して、ケアをしつつもあくまでフェアに接
すること」
「両立支援制度」の資料には、管理者の方へのメッセージも記載されていますが、そこには
こ う書かれています。

--
仕事復帰し、育児や介護と仕事を両立させることは、体力的にも精神的にも並大抵のことで
はない。また、本人は休業前のようにフルで働けないことや、周囲に頼ってしまうことを申
し訳なく思い、落ち込むこともある。上司はその気持を理解してあげよう。だからといっ
て、特別扱いするのではなく、あくまで仕事上はフェアに接することが大切だ。
--

うまくいっておられる企業は、働いた時間よりも成果を重視されるところが多いので、ある
意味厳しい会社と言えます。ですが、社員にプライベートの変化があっても柔軟に働き続け
られる風土を作っておられるので、頑張りたい社員にとっては大変良い環境になっているの
ですね。
記事全文はこちらから。
女性活躍が進む老舗企業「一保堂茶舗」会社見学セミナー@京都

 



 

【新卒で入社した若手女性社員のケース】なぜ、数ある会社から今の会社を選んだのか?

[女性活躍推進のウソホント]
投稿日時:2017/10/06(金) 14:08

【新卒で入社した若手女性社員のケース】

なぜ、数ある会社から今の会社を選んだのか?

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いつもコラムを読んで下さる皆さん、有難うございます。
当社は「働く女性のお悩み解決サイト:Woo!(ウー)」を運営しており、そちらに、
働く女性のインタビューを定期的に掲載しております。

その中で本日は、シナジーマーケティング株式会社に2016年新卒として入社された、
樽井みずきさんのインタビューを抜粋して一部ご紹介します。

1 就活ではシナジーマーケティングしか受けなかった

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現在営業職についておられる樽井さんは、誰の目から見ても「出来る社員」です。

「素直で、向上心があり、ガッツや根性もあって、行動力もある。
おまけに、ただ行動するだけではなく、自ら結果を振り返り、検証し、次の行動に活かすことができる」

このように自分で考えて行動できる社員さんは、どの企業も喉から手が出るほど欲しい人材
ですし、きっとどこからでも内定をもらえる方だと思います。

それなのに樽井さんは就活の時「シナジーマーケティングしか受けなかった」そうなのです。

2 なぜ1社に絞ったのかー

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シナジーマーケティングという会社に惹かれた理由について、樽井さんはこのようにおっしゃっていました。

---

シナジーマーケティングに惹かれた理由は大きく2点あります。

1点目は「自分が今までやりたいと思っていたけれど力不足でできなかったことが、
全て解決できる」こと。

そして2点目は、「人に喜ばれることがしたいという価値観が合ったところ」です。
私のモチベーションの源泉は「人に喜ばれること」なんです。自分が何か成し遂げた時に、
周囲の人にも喜んでいただけることが自分にとっては大切なので、実際に働き始めても、
そういったことを感じられてモチベーションを保てる環境が良いという想いがありました。

そんな中、シナジーマーケティングの選考で、社長に質問をする機会がありました。
「プライベートや仕事で、社長が一番嬉しいと感じる瞬間はどんな時か」という質問に
社長は「自分が何かをした時に、人が喜んでくれた時」と間髪入れず答えられたんです。

その瞬間「ここだ!」と思い、シナジーマーケティング以外の選考には進みませんでした。

また選考が進む中で、社員の方が社長と同様に「人を想うことを大事にする」という価値観
を持っていらっしゃることがわかり、ますますこの会社で働くイメージが増すばかりでした。

---

樽井さんは、学生時代に取り組まれたインターンシップで、「自分に実力をつけなければ、
何も成し遂げることはできない」ことを痛感されました。

シナジーマーケティングに入れば、今の自分にとって必要なスキルや能力を磨くことができ
ることと、かつ自分が働く上で大事にしたいものとが一致したということなのですね。

3 採用サイトではわからないリアルな部分が大切ー

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日頃私は、大学の授業やインターン生受入を通じて、学生と接する機会が多々があります。
そしt就活の話になると必ず、学生が口にすることがあります。

それは

「採用サイトには、綺麗なことしか書かれていないのはわかっている。だから、社員さんの
生の声や、実際のリアルな情報を大切にしたい。」

スマホ世代、ネット世代と言われる学生も、リアルな情報の大切さは分かっていますし、
こちらが思う以上にしっかりと企業を見ています。

優秀な女性を採用するために、「女性管理職比率」や「育休取得率」をサイトに掲げること
も大切かもしれませんが、それよりも、実際に社員さんがいかにイキイキ働いているか、
仕事にやりがいを持って働いているかのほうが学生には響きます。
仕事に意欲的な学生に対しては特に。

樽井さんのインタビューを読んで、やる気のある学生を採用するためにも「今働いている
社員さんが、どうすれば更にイキイキ働ける環境を作ることができるか」をしっかり考える
ことが重要だと改めて感じました。

樽井みずきさんのインタビュー全文はこちら
入社2年目の女性社員に女子大生が突撃取材!~シナジーマーケティング株式会社 樽井みずきさん


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【男性の育休取得の実情】 日本で男性の育休取得はなぜ増えないのか?

[女性活躍推進のウソホント]
投稿日時:2017/09/11(月) 08:51

【男性の育休取得の実情】 日本で男性の育休取得はなぜ増えないのか?

当社は、「働く女性のお悩み解決サイト:Woo!(ウー)」という情報サイトを運営してい ます。
そちらに先日、ある組織で男性で初めて育休を取得した方のインタ ビューが掲載されました。

1 育休取得のきっかけ
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インタビューでは、平岩公認会計士事務所の平岩雅司さんにお話を伺いました。前職で男性 初の育休取得者となられ、現在では独立して働いておられます。

現在の男性育休取得率は2%程度なので、50人に1人はいるはずですが、「育休をとった男 性とは出会ったことがない」という方は多いはず。
よく見てみると「1日だけ育休を経験してみた」「1週間だけ育休をとった」という短期取 得も全てカウントされているので、本当の意味で育休を取得した男性は実際の数値より少な いのだと思います。

そんな中平岩さんは、今から13年前、第一子誕生を期に育休を取得されました。期間は2ヶ 月間だったとのことです。

「平成25年10月1日から平成26年9月30日までの1年間に配偶者が出産した男性のうち、 平成27年10月1日までに育児休業を開始した者(育児休業の申出をしている者を含む。) の割合は2.65%で、前回調査(同 2.30%)より 0.35ポイント上昇した」

平成 27 年度雇用均等基本調査」の結果概要 – 厚生労働省 

平岩さんに、育休を取得されたきっかけをお聞きしたところ、意外な答えが返ってきました。
『それがですね…「これだ!」という決定的な理由は、自分でもよく分かりません。あえて いうなら「子どもが産まれたことがきっかけで、自然と取得する流れになった」ということ でしょうか。

僕は妻に対して「働いてほしい」とか「家にいてほしい」などと言ったことはありません。 仕事を辞めたければやめればいいし、働きたければ働けばいい。そこは僕がどうこうしろと いう話ではなく、本人が決めることです。

ただ「もし出産後に妻が働くことになり子守をしてくれる人が見つからなければ、僕が仕事 を減らしてもいい」と思っていました。

私たち夫婦は、育児や家事について「これは妻の役目、夫の役目」と決めてしまうのではな く、気づいた方がやればいいという考え方でやってきました。 お互いに「やってよ」と押し付けるのではなく「自主性に任せる」という考え方です。』


2 男性が育休をとると、周囲の風当たりは強くなるのか?

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『上司も周囲も大人ですから、面と向かっては言いませんが「内心はよく思っていない部分 もあるのだろうな」と感じることはありました。また長女が小学校にあがったタイミングで 時短勤務をしましたが、その時も「諸手を挙げて大歓迎!」というわけではありませんでし た。ただ、それは仕方がない部分もあると思いますね。

急な仕事に対応できないことは多々ありました。上司からみれば「使いにくい部下」だった と思います(笑)当然「急な仕事だっていつでも対応できます!残業も可能です!」という 部下のほうが、上司は仕事をふりやすいですよね。』

表立って何かを言う人はいないとはいえ、難しさややりにくさはあるようです。


3 日本で男性の育休が増えないのはなぜ?
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日本で男性の育休取得が増えない原因は何だと思われるか、平岩さんにお聞きしてみまし た。

すると平岩さんは、このようにおっしゃいました。

『僕は、全員が育休を取るべきだとは思っていません。本人が取りたければ取ればいいし、 取らないという選択肢ももちろんあります。ただ、その上で男性の育休取得が増えない原因 をあげるならば、

「人事評価や仕事の機会を失うことへの不安」と「当事者意識の欠如」の2点かなと思います。

「人事評価に悪影響を及ぼしそうだ」という想像が出来てしまうことや、「目立つ仕事や社 内で重要とされる仕事に関われなくなり、結果として職場であまり活躍できなくなること」 への不安です。また、そのあたりがせめて社内ルールとしてはっきり決まっているならまだ しも、そうはなっていないのでさらに不安を抱いてしまいます。

また当事者意識の欠如とは、「育児は自分や男性がやることではない」と考えてしまってい ることです。これは夫婦間での夫や、会社の中の世代間の考え方の違いにも当てはまります。』

確かに「育児は女性がするものだ」という感覚は、男女問わず持っている人が多いと思いま す。私自身もそうですが、「女性側が主体的に育児に関わりすぎる」部分も大いにありますよね。

まだ壁は高い「日本の男性の育休取得」ですが、昨年、フェイスブック創業者のマーク・ ザッカーバーグが、第一子誕生をきっかけに育休を取得したことが話題になりました。

日本でも少しずつ、根付いていくといいですね。

■インタビュー全文はこちら 「働く女性のお悩み解決サイト:Woo!(ウー)」
会社初育休取得男性に編集長が突撃取材~平岩公認会計士事務所 平岩雅司さん~  

Woo!では定期的に、働く女性のインタビューや女性活躍推進に役立つ情報を更新していま す!
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