賞与を年1回の支給で削減!

社会保険料適正化

社会保険料適正化:給与2

賞与を年1回の支給で削減!

社会保険料適正化として、賞与支給時の保険料徴収のルールを上手く利用すると、適正に保険料を削減できる案があります。
賞与支給時の保険料の決定は、最初に標準賞与額を決めます。標準賞与額にもよりますが、保険料削減で最も大事なのが、支給回数を年間1回にすることです。
支給回数を1回にすることで、以下のように保険料が削減できます。

社会保険料適正化

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【1】賞与とは、その名称を問わず、賞与、期末手当、決算手当など、労働者が労働の対償と受ける全てのうち、3か月を超える期間ごとに支給されるものをいいます。
つまり、支給回数は年3回以下になります。

【2】健康保険は年間合計540万円までが保険料徴収の上限となっています。
つまり、賞与支給回数を複数回に分けても、合計金額が540万円までは保険料が強制的に徴収されます。
それに対して、厚生年金保険は1回あたり150万円が保険料の上限となっています。
つまり、上記事例の場合ですと、150万円までが保険料徴収の対象となり、それ以上の金額に対して保険料は徴収されません。
年間支給賞与が150万円以上の場合には支給回数を1回にすることで保険料を適正に削減できることになります。

<社会保険労務士 PSR正会員 野田 真史>