人事・労務に関するトピックス情報

コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2011/02/23

昨年の月額賃金 5年ぶりにプラス


 フルタイムで働く労働者の2010年の月額賃金(ボーナスや残業代を除く)は、前年比0.6%増の29万6200円と、5年ぶりに前年を上回ったことが厚生労働省の賃金構造基本統計調査で分かりました。

 企業規模別に男性の平均月給をみると、大企業(従業員1000人以上)が前年比1.3%増の38万2900円、中企業(100~999人)は同0.2%増の31万6700円、小企業(10~99人)は同0.5%減の28万5300円で、企業規模による格差が目立ちました。

 雇用形態別では、正社員が0.4%増の31万1500円、契約社員・嘱託など非正規社員(短時間労働者を除く)が1.8%増の19万8100円でした。

 調査対象は、2010年6月に支払われた給与のうち、毎月定額の基本給と住宅手当、役職手当などです。10人以上雇用する4万6226事業所が回答しています。

 詳細は厚生労働省のページでごらんいただけます。
 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/52-22.html