コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2017/11/29
健康保険組合に提出する被保険者の氏名変更届 提出の省略が可能に
平成29年11月29日の官報に、「健康保険法施行規則の一部を改正する省令(平成29年厚生労働省令第128号)」が公布されました。
健康保険組合が管掌する健康保険の被保険者から氏名変更の申出があった場合、事業主は、氏名変更届を保険者に提出しなければならないこととされています。
この手続について、今回の省令の改正により、当該健康保険組合が住民基本台帳法の規定により、地方公共団体情報システム機構から当該被保険者に係る機構保存本人確認情報の提供を受けることができる場合には、氏名変更届の提出を省略とすることができることとされました(公布の日〔平成29年11月29日〕施行) 。
なお、協会けんぽに加入している場合の被保険者の氏名変更届の取り扱いについては、今回の省令の改正による変更はありません。
官報に公布された改正省令については、こちらをご覧ください。
<これらの改正政令が掲載されたページ(インターネット官報)>
http://kanpou.npb.go.jp/20171129/20171129h07153/20171129h071530003f.html
※直近30日分は全て無料で閲覧できることになっています。
« 協会けんぽ 平成30年度保険料率について議論 被保険者番号の個人単位化なども話題に | 賃上げ実施企業の割合 比較可能な平成11年以降最高 »
記事一覧
- 労働基準関係法制の改正につながるのか? 厚労省の研究会がこれまでの議論を整理 [2024/04/25]
- 「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」が初会合 各省庁連携で男女間の賃金格差の是正などに向けた産業ごとの推進方策を実行 [2024/04/25]
- 企業年金 他社と比較できる見える化を充実へ(社保審の企業年金・個人年金部会) [2024/04/25]
- 「社会保険適用拡大特設サイト」をリニューアル(厚労省) [2024/04/24]
- 「令和6年4月 源泉所得税の改正のあらまし」を公表(国税庁) [2024/04/24]