コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/12/05
年金積立金運用損3.7兆円 過去4番目の赤字
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は12月2日、2011年7~9月期の運用実績を発表ました。欧州債務危機に伴う世界的な
株安と円高の進行で、株式と外国債券の運用が振るわず、3兆7326億円の損失を計上しました。運用資産額も6月末から約4.9兆円
減少し、108.8兆円となった。年金給付に直ちに影響はないが、運用資産が目減りすれば、運用で得られる収益が少なくなる恐れがあります。
赤字額は、リーマンショック直後の平成20年の第4四半期以降では最も多く、市場での自主運用が始まった平成13年度以降で4番目に多くなりました。独立行政法人では、「経済状況によって一時的に損失が出ることもあるが、年金積立金全体の累積収益額はおよそ
19兆円のプラスであり、今回の赤字が、ただちに年金給付に影響を与えるものではない」としています。
« JR社員のパワハラ労災逆転認定 | 社会保障の改革案 取りまとめへ »
記事一覧
- 令和5年の賃金構造基本統計調査の結果を公表 一般労働者の賃金月額は31万8,300円で過去最高 伸び率も29年ぶりの水準(厚労省) [2024/03/28]
- 令和6年4月から「特定一般教育訓練給付金」及び「専門実践教育訓練給付金」の受講前の必要書類の提出期限を緩和(厚労省) [2024/03/28]
- 「ストレスチェック実施後の案内リーフレット」を公表(こころの耳) [2024/03/28]
- 令和5年度の障害者雇用実態調査の結果 民間企業で働く障害者が初の100万人突破(厚労省) [2024/03/28]
- 「人事労務マガジン」厚労省のHPに掲載 人材確保等支援助成金(テレワークコース)の案内などの情報を掲載 [2024/03/28]