女性活躍推進のウソホント

【女性部下育成】男女で接し方は変えるべきってホント? [女性活躍推進のウソホント]

投稿日時:2015/06/05(金) 17:28rss























男性と女性で接し方を変える必要はあるのかー

「男女は脳が違う」
「男性は目標思考で、女性はプロセス思考だ」などと、世間では言われています。

確かに、脳の構造が違うことは脳科学の世界でもよく言われていますし、生物的にも一般的に
男女は違います。

ですが、私が5年半「女性活躍推進コンサルティング」事業を行ってきて、現在は、
「 男女で接し方を変える必要はない 」という結論に至っています。

「女性は褒められたい生き物だ」といいますが、男女問わず人は認められたい生き物です。

「女性は共感が大事だ」といいますが、男性の方も、相手に共感してもらえると嬉しいのでは
ないでしょうか。

普段は、男性の担当者や経営者の方とお話する機会が多いのですが、

例えば組織の悩みをお話いただいて、
「でもそれってこうすれば解決できますよね?」とあっさり返答してしまえば、
相手には「確かに正論だが、感じの悪い人だ」とうつってしまうでしょう。

男女問わず共感は大切です。

それよりも怖いのは、

「男性はこうだ、女性はこうだ」と考えすぎるあまり、
必要以上に女性部下の反応に過敏になり、育成がうまくいかない
こ とです。

女性でも、性格がさっぱりしていて個人プレーが好きだという人もいれば、カフェで女子会を
するのが好きだという人もいます。

多少きつく言われた方がやる気になる人もいれば、あまりきつく言われ過ぎると、自信をなく
す人もいます。

また最近は、男性でも、若手の中では役職思考が低い人が増えてきている傾向もあることを考
えると、「男女で接し方を変える」のではなく、結局個々によって違うということなのです。

上司は楽しく仕事をしようー

ただこれで終わりでは、せっかく読んで下さった方は消化不良ですよね。。
ですから一つだけ、女性部下育成で意識をすることをお伝えいたします。

それは、 「上司や先輩が仕事を楽しむこと」 です。





















男性は、就職した時点で、定年まで働くイメージを漠然とでも持っておられる方が多いと思い
ます。周囲の男性も、働き続ける方が多いので、自分の30代、40代を、なんとなくでもイ
メージしやすいのではないでしょうか。

しかし、女性は違います。

就職の時点で、自分が定年まで働くかどうかなど分かりません。

周囲にも、定年までつとめあげる女性や、イキイキ働いている女性役職者が少ない状況が多い
ので、自分の仕事の30代、40代をなかなかイメージ出来ません。

そんな状況で、20代半ばには、「結婚・出産」と「仕事」の選択を迫られます。





















仕事を続けてもいいし、やめてもいい。
結婚して続けてもいいし、やめてもいい。
出産して続けてもいいし、やめてもいい。


「働く道しかない男性と比べて、女性は道を選べるからいい」という方もおられるかもしれま
せんが、選択肢が多いからこそ、女性は悩みます。

私も、20代半ばの頃はずいぶん悩み、本を読み漁ったり、色々な人に話を聞いたりしました
が、結局は『正解がない中で自分で決めるしかない』という結論に至りました。

そんな時、一番身近な上司や先輩が、つらそうに仕事をしていると、
「今私が頑張っても、あんな辛い未来しかないのか」
「何のために頑張ってるんだろうか」と、仕事に対するモチベーションが低下してしまいます。

かつて、女性営業育成を担当していた時、私は、残業は当たり前で、肌には吹き出物がたくさ
んできて、眉間にしわを寄せて仕事をしていました。

もともと成績がビリの営業マンだったところから、やっとトップセールスになれた頃だったの
で、何とかトップを維持しないと!と必死でした。

ですが、そんな私の姿を見た後輩からこう言われました。

「そんなにしんどいなら、トップセールスになんてなりたくないです」

その言葉を聞いた時に、ハッとして、それ以来、眉間にしわがよっていたら「笑顔!」
「楽しく!」と自分で心がけて仕事をするようになりました。

身近な上司や先輩がイキイキ働いていると、
「この会社が好きだから、ずっと働いていたいな」
「今頑張れば、あんな風に楽しく仕事し続けられるんだな」
と、その姿が希望になり、仕事を頑張るきっかけになります。
そして何より、働いている自分が清々しく、日々が充実しますよね。

男女の接し方の違いを意識し過ぎるのではなく、まずは自分が仕事を楽しむことを心がけたい
ものです。

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