女性活躍推進のウソホント

【女性のモチベーション】 意欲高く育休復帰した女性が、モチベーションダウンするのはなぜか? [女性活躍推進のウソホント]

投稿日時:2015/11/09(月) 08:33rss


育休から復帰するママのモチベーション






















個人差があるとはいえ、育休から復帰して働きたいという女性は、一般的にはモチベーショ ンは高いです。
なぜかというと、「働かない選択肢があるにもかかわらず、さらに独身時代 よりも大変な状況になるにも
かかわらず、働くことを選んでいるから」
​です。

朝6時に起きて、朝食の準備、洗濯をして、化粧をして、さっと朝ごはんを食べて、子ども を起こして、
服を着替えさせて、朝ごはんを食べさせる。急いで保育園に送りに行き、会社 で仕事。定時で仕事を
切り上げて、保育園にギリギリでお迎えにいき、そこから帰宅すると すぐに晩御飯の用意。甘える子どもと
遊びながらも、やっと晩御飯ができて、一緒に食べ て、少し落ち着くから子どもと遊んで、お風呂に入れる。
すると夫が帰ってきて、晩御飯を 用意して、子どもを寝かしつける。その後は自分がお風呂に入って、
やっと一人の時間で気 づけば23時。残った仕事をしたり、ちょっと調べ物をして、0時過ぎに眠りにつく。

働くママの毎日はこんな感じです。(あくまで一例ですが)

大変だということをわかってほしいから書いたのではなくて、ここまでしてでも働こうという人は、仕事への
モチベーションが高いということなんです。 夫が働いている場合は、切り詰めれば、家族で生活はしていける
方が多いと思いますが、つ まりは働かなくていい選択肢もあるわけです。保育園に預けるとなると、保育料は
だいたい 6万円ほどはかかりますので、自分が時短勤務になると、お給料の大半は消えていく。
それでも働こう!と決めて復帰するのが、皆さんの会社におられる働くママさんなのです。 

なぜそんな思いで復帰した女性のモチベーションが下がるのか






















大きな原因の1つに「部署の働き方」​にあります。多くの方が、復帰すれば時短勤務になります。
自分ははやく帰るけれど、周りは残業している。申し訳ない。。そして、独身時代のように、仕事を
どんどん任されることもなく、仕事のやりがいも以前よりは下がっている。 でも、明らかに以前より、
短時間で質の高い仕事をしている自負はあるのに長く働けるフル タイム社員のほうが評価が高い。

“毎日大変な思いをして、なんのために働いているんだろう…”

とふと、頭をよぎってしまうこともあるのです。また、仕事のやりがいを大切にする方の中には、
フルタイムでの働き方を選んだけれども、時短勤務に変更する方も多いです。 育休から復帰した方に、
戦力として活躍して頂くには、会社の働き方やルールを変えていく ことが必要です。

・今まで会議は18時からだったけど、日中にしてみよう。
・ITツールを活用して、外でも仕事ができるようにしよう。
・情報を共有して、いつ、何があっても、みな問題なく仕事がまわるようにしよう。
・一度仕事を洗い出して、ムダなことを捨ててみよう
・マニュアルが古いから、マニュアル自体を新しくしよう。

など・・・ 制度を変える前に、いち部署としてできることもたくさんあります。 時短勤務者のために、
部署が働き方を変えるなんて、わかるけどそのミーティングをとることも、時間的に難しい。
今、売上をあげることが最優先なのに、そんなことしている暇はない。 という方もおられると思います。

ですが、これは時短勤務者の話ではなく、自分の部署がまだまだ成果があがる可能性がたくさんある
からこそ、大切なことなのです。 当社も、専務や私の妊娠出産を機に、働く時間は2/3以下になった
にも関わらず、売上が 伸びました
。​これには私も驚きでした。

売上をあげる、成果をあげることはもちろん大切です。ただ、そこから、生産性に視点をうつして、
短時間で成果をあげる部署づくりをすることによって、育休復帰の女性の力も活か され、結果的に部署も
以前より成果があがる形がつくれます。 簡単なことから、出来る範囲から、是非取り組んでみてください。