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職業を意味する英語には三種ある [人事の教養]
職業を意味する英語には、語源の違いから大きく分けて三つあります。
それはProfession, VocationそれにOccupationです。
Profession : 高度な専門性を職業とするが、キーワードです。
Pro は「前に出て、人様に向かって」で、 fessは「明言する、公言する」から、Professor は専門的なことを教える「教授」、Professionは「高度な専門性を業とする」職業の意味です。
日本語でも「プロ」だとか、「プロフェッショナル集団」というと、高度な知識や技能を職業とする人をいいます。
He is a lawyer by profession.(彼の職業は弁護士です)のようにいいます。
Vocation : 生計を立てる手段の技能を職業とするが、キーワードです。
VocationはVocal とかVoice と語源が同じ「声」のことで、本来は神の声、神の思し召しで与えられた使命のことです。
熱心なキリスト教信者ほど自分の職業は天が与えた「天職」と信じています。
日本ではキリスト教に関係なく「これが私の天職ですよ」といいますね。
よく「手に職を持つ」というように、Vocationとは「生計の手段としての技能」が「職業」です。
ですから「職業能力開発」は「Professional Development 」ではなく「Vocational Development」、
職業学校は「Professional School」ではなく「Vocational School 」というのも理解できます。
Occupation : 生計を立てるために従事することを職業とするが、キーワードです。
元はOccupy で時間や空間を「占める」「ある仕事に従事している」から、
Occupation は「生計を立てるために従事している」職業で、
ProfessionとVocationの両方を意味する最も一般的に「職業」を意味します。
ですから履歴書などの職業欄にはOccupation と印刷されています。
He is a carpenter by occupation. (彼の職業は大工です)、What is your occupation? (ご職業は何ですか?)
のように広く使えます。
一言でいうと、職業を意味する
ということになります。
日本語の「職業」いう字は、慶応3年(1863年)に出たヘボンの「和英・英和辞典」にローマ字で出たのが日本最初の出典で、英語の職業の呼び方には産業革命以後の歴史を感じさせますね。
それはProfession, VocationそれにOccupationです。
Profession : 高度な専門性を職業とするが、キーワードです。
Pro は「前に出て、人様に向かって」で、 fessは「明言する、公言する」から、Professor は専門的なことを教える「教授」、Professionは「高度な専門性を業とする」職業の意味です。
日本語でも「プロ」だとか、「プロフェッショナル集団」というと、高度な知識や技能を職業とする人をいいます。
He is a lawyer by profession.(彼の職業は弁護士です)のようにいいます。
Vocation : 生計を立てる手段の技能を職業とするが、キーワードです。
VocationはVocal とかVoice と語源が同じ「声」のことで、本来は神の声、神の思し召しで与えられた使命のことです。
熱心なキリスト教信者ほど自分の職業は天が与えた「天職」と信じています。
日本ではキリスト教に関係なく「これが私の天職ですよ」といいますね。
よく「手に職を持つ」というように、Vocationとは「生計の手段としての技能」が「職業」です。
ですから「職業能力開発」は「Professional Development 」ではなく「Vocational Development」、
職業学校は「Professional School」ではなく「Vocational School 」というのも理解できます。
Occupation : 生計を立てるために従事することを職業とするが、キーワードです。
元はOccupy で時間や空間を「占める」「ある仕事に従事している」から、
Occupation は「生計を立てるために従事している」職業で、
ProfessionとVocationの両方を意味する最も一般的に「職業」を意味します。
ですから履歴書などの職業欄にはOccupation と印刷されています。
He is a carpenter by occupation. (彼の職業は大工です)、What is your occupation? (ご職業は何ですか?)
のように広く使えます。
一言でいうと、職業を意味する
- Professionは「知識の高度なレベル」の職業
- Vocationは「生計を立てる手段の技能」が職業
- Occupationは「生計を立てるために従事すること」が職業
ということになります。
日本語の「職業」いう字は、慶応3年(1863年)に出たヘボンの「和英・英和辞典」にローマ字で出たのが日本最初の出典で、英語の職業の呼び方には産業革命以後の歴史を感じさせますね。
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