女性を活かし企業を元気に!「長期定着化のコツ」

育休から早く復帰してもらうには [育休復帰]

投稿日時:2014/07/22(火) 09:00rss


育休から早く復帰してもらうには-

育休復帰体制を作りたいという企業をサポートさせて頂いて、
実際に育休から復帰した女性が働いている部署で
よく感じることがあります。


それは、お互いに話をすれば解決するのに話さないから
解決されないということが多い
ということです。


上司や仲間側は、
「この人は時短勤務だから、イレギュラーな仕事には対応できないだろうし、
これ以上仕事の負担が増えたら大変だろうから、仕事はできるだけふらない方がいい」と思っている。


そして、
「自分たちはこんなに忙しく働いていて仕事もたまっているのに、あの人はいつも先に帰っている。
状況は分かるけれど納得行かない」という不満がたまってしまう。


一方で、時短勤務をしている女性側は、
「はやく帰るのは周りに申し訳ないけれど仕方がない。でも最近は仕事にも慣れてきたのに、
もう少し仕事を振ってもらってもいいのになぁ。
パートみたいな仕事しかできてないしやりがいが少ない」
と思っている。

そして、
「私は部署から必要とされていないんじゃないか。
今まで私は何のために仕事 を頑張ってきたんだろう。」
と虚しさがこみ上げてくる。


立場が違うだけで、
どちらの気持もわかりますが、こういった話を双方から聞くことが多いです。

「では、一度時間を作って話したらどうですか?」と提案したり、
時には私も入って話し合いすることがあるのですが、

そうすると大体は、
「なんだ、それならそうとはやく言ってくれれば良かったのに!」
とお互いが声を揃える結果になります。



そして、
「では、新たな仕事が発生した時には、一旦その時、仕事を任せて大丈夫かどうか相談するね」
という着地点になることが多いです。


育休復帰体制構築に限ったことではありませんが、
実は制度よりも、日々のコミュニケーションで解決できることが大半です。


話せば解決するにも関わらず、
忙しそうだからとお互いが遠慮し、推測し、ずれが生じ、溝が広がってしまう。

より良くしたいという思いが両者の根底にあるにも関わらず溝が生まれてしまうのは、
すごくもったいないことですよね。


育休復帰した女性がいるチームの体制というのは、同じ会社であっても部署によって違います。
また女性も、育児しながらフルタイムでバリバリ働きたい人もいれば、
今は子供との時間を優先したいという人もいます。


その中でも、
復帰直後は仕事をセーブしていたけれど、数ヶ月たって、
もっと仕事を積極的にやりたいと思う人も出てきます。


それは、制度で解決したり、型にはまて解決するのではなく、
一人一人話を聞いて、対応していくしかありません。


日頃のコミュニケーションこそ大切にしながら、
何か違和感や不具合を感じたら、すぐに相談し、
解決していくサイクルを部署内に作っていきたいですね。


 



 

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