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女性リーダー育成のポイント [女性社員の長期戦力化"13の秘策"]
女性リーダー育成のポイント
女性でも、リーダーに興味がある人もいれば、
リーダーになりたくない人もいます。
育児をしながらも責任ある仕事をしたい人もいれば、
育児中は多少給料がさがってもいいので
仕事の量は減らしたいという人もいます。
家族が協力的かどうか、
両親が近くに住んでいるかで状況も変わります。
また、以前はリーダーは嫌だと言っていたけれど、数年たって仕事に自信がつきはじめたから、
リーダーをやってみてもいいかなというパターンもあります。
まずは本人がどうしたいかを聞くことが重要です。
このコラムでの何度もお伝えしていますが、
そのためには、日頃から話せる関係性を築くことが大切です。
その上で女性リーダーを育成する為に必要な対応のポイントは2つあります。
1つ目は、
「リーダーの役割を経験をさせること」
です。
リーダーなんて自分には無理だ、雲の上のことだと思っている女性は多いですし、
私もかつてそうでした。
そんな中、私が女性営業マンのリーダー的立場をやってみようと思えたのは、
その前に社内の人材教育プロジェクトのリーダーを経験したことが大きかったのです。
会議ひとつとっても、事前の根回しや準備がこんなに必要なのだな。
全体を見るというのはこういうことなのだな。
上司の言葉も、自分のリーダー体験を通して初めて腑に落ちました。
そして、
「大変だけど、リーダーは自分が成長できる大きなチャンスだ」と気づくことができました。
クライアント先でも、レクリエーションのリーダーや、
会社案内作成のリーダー等の経験を経て、役職についた女性も多いです。
そして2つ目のポイントは、
「肩の力を抜く一言」
です。
まだ前例が少ない会社が多い中で、女性リーダーになるのは、誰だって不安です。
面談で「リーダーをやってみないか!」と伝えたところで、なかなか即決はできません。
逆に説得すればするほど、女性部下の心は離れていきます。
それよりも、肩の力を抜く一言のほうが、女性の背中を押すのです。
「別に周囲の男性と同じようなリーダーになろうと気負わなくていいよ、
自分らしくでいいんだから」
「失敗しても大丈夫、一緒に相談しながらやっていったらいいからね」
今までに、様々な会社の女性役職者にヒアリングしてきたところ、
ほとんどの方がこういった上司の一言に
背中を押してもらったと答えました。
ここであげたポイントは、どれも簡単で、すぐに実行できます。
些細な経験や一言が女性社員さんの心を動かすのです。


女性社員教育って何でこんなに難しいんだろう?
- 男性社員よりよっぽど気を遣って接しているのに、、、
- 制度もそれなりに整えているはずなのに、、、
- リーダーとして頑張って欲しいと期待しているのに、、、
- 女性社員にこちらの想いがなかなか伝わらない。。。
- 女性社員が退職してしまう。。。
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