遊部香の職場のコミュニケーション術

その47 ~作業効率が上がったのは?~ [コラム]

投稿日時:2013/02/13(水) 09:00rss


 昔、ある人が、工場で働く人の作業効率と作業場の明るさに相関関係があるかどうか実験をしたそうです。

 その結果、作業場の明るさを明るくしたところで働いたチームは、作業効率があがりました。

 ただ、作業場の明るさを変えなかったチームでも作業効率が上がった!
 というのです。

 なぜでしょう?

 この実験の場合、結局、作業場の明るさが作業効率と関係があったのか、なかったのかは明らかではありませんが、
 実験のそもそもの目的とは違い、この実験が証明したのは、
 作業効率と、人から注意を向けられているかどうかには相関関係がある!
 ということでした。

 そういわれて考えてみると、それはそうだな、と思いませんか?

 誰でも、人が見ているところのほうが、人が見ていないところよりもよく働きます。

 でもここで言いたいのは、社員や部下の仕事の効率を上げたかったら監視をしましょう、ということではありません。

 そうではなくて、「いつもあなたの頑張りを見ていますよ」というメッセージを送ることが大切だということです。

 ・「頑張っているね」「いつもありがとう」と普段から言葉をかける
 ・大変な仕事が終わって、ふぅっと息をついたタイミングで「お疲れさま」と声をかける
 ・「○○の件は大変だったね」など、相手が頑張っていたことを具体的に挙げて、普段から気にしていることを伝える

 など、ちょっとした言葉がけでいいと思いますので、是非、「普段から気にしていますよ」ということを伝えてみましょう。

 言葉をかけられた人のモチベーションがアップするだけでなく、職場の雰囲気も良くなりますよ。