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その業務、本当に必要ですか? [育休復帰]
その業務、本当に必要ですか?
ある小売業の会社でのお話です。
その会社は、内勤部門で育休取得者や時短勤務者が出た際、
派遣社員を雇用していたそうです。
しかし、社内であることを改善した結果、
派遣社員雇用の必要がなくなり、雇用費の削減につながりました。
さあ、何を改善したのでしょうか?
少し考えてみてください。
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答えは、
「古くから使っていたマニュアルの見直しを行った」
です。
なあんだ、そんなことか!と思われた方もいるでしょうが、
実は、これかなりの効果があることなんですよ!
今まで、何の疑問も持たず行っていた、マニュアル通りのその業務は本当に必要か?
もしかすると、削減できるこうていもあるのではないか?
見直したことはありますでしょうか?
実際、先ほどの会社では、マニュアルの工程を見直したところ、大幅に業務量が削減され、
結果、派遣社員を雇わなくても業務が回せるようになったそうです
時短勤務者が出るということは、
今までのその方が10の時間をかけて行っていたことが、
6~7の時間しかかけれないということになります。
すると、残りの4~3の時間分の仕事は、他のフルタイムの方へのしわ寄せとなってきます。
フルタイムの方は疲弊し、時短勤務の方への不満も倍増、
時短勤務の方も肩身の狭い思いをしながら働く。
このような悪循環を断つためにも、今行っている業務の工程を見直し、
日頃から、余裕を持ちながらも売上が上がる体制を作っておくと、
いざ、時短勤務者が出た時にも社内で対応が可能になります。
近年、女性の労働者数は増加傾向にあります。
つまり、働くママさん・その予備軍の若い女性が増えているのです。
また、介護人口の増加に伴い、40代~50代の介護休業取得も増えています。
今、うちの会社で時短勤務者はいないから大丈夫!
と思っていても、いつ子育てや介護で時間に制約のある方が
誕生するともわからない時代です。
そのような時に、慌てないためにも、日頃から業務の効率化を
行っていきましょう。


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