女性を活かし企業を元気に!「長期定着化のコツ」

定時で目標達成ができる部署になるためのポイント [育休復帰]

投稿日時:2014/10/21(火) 09:00rss


定時で目標達成ができる部署になるためのポイント

日本には長く働くことを良しとする文化があります。

ただ女性の場合、
子供が産まれると必ずついてくるのが保育園のお迎え。

少しでも遅れれば延長料金がかかりますし、
母親なら、一刻もはやく我が子を迎えにいってあげたいものです。


しかし、残業することが当たり前の社風では
「女性には出産後は責任ある仕事を任せられない」という会社の判断になります。

これが
「せっかくキャリアを積み上げても、子供を産んだらパートのような働き方しか
できないなら、今頑張る意味なんてあるのだろうか」
と、独身女性の仕事への意欲を削ぐことに繋がります。

大切なことは、「定時で目標達成ができる働き方に部署全体が変わる」こと。
女性だけが変わるのではなく、全体が変わることが大切です。

ただそんな理想を言っても無理だと思う方もおられるでしょう。

何を隠そう私も以前は
「ワークライフバランス?何をそんなぬるいことを言ってるんだ。
残業しないと会社は成長しないんだ」と思っていました。

自社が女性活躍推進をしている会社にも関わらずです。
それが変わったのは自分が妊娠・出産を経験してからでした。

つわりで会社に出社できない。
子供を産んだら残業ができない。

働く時間に制限がかかってはじめて、
いかにこの状況で生産性をあげるかを真剣に考えるようになりました。

思い切って新規営業を一切やめ、
HPからの問い合わせを増やすために、 WEB戦略に力を入れました。

ブランド力や知名度を高める為に書籍を出版し、
その他の時間はサービス改善や研修の作り込みの時間にあてました。

その結果、働く時間が減ったにも関わらず、以前より業績は上がったのです。

クライアント先でも、営業時間を減らしたが売上は以前とさほど変わらなかった、
定時に帰るようにした結果業績が上がった等、成功事例はたくさんあります。


残業しない社員がいると、緊急時にフルタイムの社員に負担がかかるという方もおられますが、
緊急が多いということは、本来やるべき重要な仕事や事前準備のどこかに課題があるのです。
それらを見なおせば、必ず緊急時対応は減ります。

定時で目標達成ができる部署になるためのポイントは、
まず「上司が毎日定時で帰る」こと。
(やむを得ない会社の会議等はのぞいて)

上司が残っていては、部下は帰りづらく、
だらだらと仕事をすることになります。

報告の締切を前倒ししたり、会議の時間を短くするなど、
上司の方が定時で帰る為にできるところから実践してみてください。




そこで、「今後育休復帰社員が出た時こそ、働き方を試すチャンス」を合言葉にしてみてください。

その際に、週4勤務を試してみようか、子供が熱出したら在宅してみようか、
ITでクラウド共有進めてみようか、できる範囲でチャレンジしてみてください。

そして是非
「今後育休復帰社員が出た時こそ、働き方を試すチャンス」ということを、
上司の口から皆さんに伝えてください。

制度ありきではなく、柔軟に対応してくれる会社だということが分かれば、
女性は安心して今の仕事に打ち込むことができます。


 



 

女性社員教育って何でこんなに難しいんだろう?


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