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女性管理職を誕生させるために ~ステップ5~ 「自分の部署で、女性管理職を育てる為のステップについて」 [女性社員の長期戦力化"13の秘策"]
さて今回は、
自分の部署で、女性管理職を育てる為のステップ
についてです。
管理職なんて自分には無理ですー
役職なんて、私はそこまで考えてないですからー
◯◯さんのように休日や夜遅くまで仕事できませんー
そんなことを、女性社員さんから言われたことはありませんか?
また、言われたら、どう答えますか?
女性管理職を育成するには、一朝一夕ではないと皆さん思われていると思いますが、
本当にその通りです。
女性管理職が育つ会社は、決して女性に優しい会社ではなく、
「多様な人材が働きながらも、業績をあげていける仕組みのある組織」ですが、
その道程が、一朝一夕であるはずがありません。
働き方、評価制度、IT化、効率化、キャリア形成など、
色々と解決していくことがある中で、まず第一歩として皆さんが悩まれているのはやはり、
「そもそも女性が管理職になる意識が薄い」
というモチベーション、意識の部分ではないでしょうか。
そこをどう変えていくかについて、これから何回かにわたって見ていきます。
役職者の仕事-
冒頭の、
==
管理職なんて自分には無理です。
役職なんて、私はそこまで考えてないですから。
◯◯さんのように休日や夜遅くまで仕事できません。
そんなことを、女性社員から言われたことはありませんか?
また、言われたら、どう答えますか?
==
ですが、
そんな時はぜひ女性部下の方に、役職者って何の仕事をしていると思う?
と聞いてみて下さい。
恐らく、
・遅くまで残って会議してる
・休日出勤している
・社長からのムチャぶりや要求に答える
・報告、進捗など管理作業
というマイナスイメージがあがると思います。
つまりは、「管理職ってしんどそう」というイメージだけが、漠然とあるということです。
意識を変えるには、まず興味を持ってもらうこと、
あーそんなことしてるんだーと知ってもらうことが大切ですね。
ですので、女性深からマイナスイメージの返答がかえってきたあ、
自分が行なっている仕事について、色々と伝えてみましょう。
・会社の未来を見据えて、新しい商品を開発するための会議もしてるんだよ。
・会議ではこんな話をしてるんだよ。
・現場レベルではできない商談もしてるんだよ。
いいことばかり伝えるわけではないですが、
本来おこなっておられる仕事を伝えることはとても大切です。
よく現場からは、「上司は忙しそうだが、いまいち何をしてるかわからない」
という声も聞きます。
ある会社で、
上司の方も毎日日報を書くようになり、
日々の仕事や感じることを示していくことで、
ある時「私も役職ちょっと興味が出て来ました!」という声があがった例もあります。
まずは自分の仕事を知ってもらうことからはじめましょう。
その為に有効なのは、「上司も日報を書く」ということです。
上司の方は、部下の日報に返事したり、確認したりすることが
メインだと思いますが、
ご自身の日報も、チームに共有してみて下さい。
上司の仕事が少し身近に感じられたり、イメージが湧いてくると、
女性部下から興味を持ってもらえるようになりますし、
実際私も毎日、日報を送っています。(身も引き締まりますね)
これはおすすめ、ぜひ、行なってみてくださいね。


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