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OJT任せの限界とフォローアップの重要性が高まる

更新日時:2025/06/25

~人材育成のプロが届ける、最新トレンドと実践知~


現場で育てる」「実践で学ばせる」――。この方針のもと、多くの企業で新人教育はOJTOn the Job Training)が中心となっています。実際、業務の流れや文化、スピード感は現場でこそ体得できるもの。しかし、近年その“万能感”に陰りが見え始めています。

背景のひとつは、現場の人材余力の低下です。人手不足や働き方改革の影響で、育成担当者自身が業務に追われ、新人にじっくり関わる余裕がありません。「とりあえず横について」「困ったら聞いて」のOJTは、受け手が受動的だと何も学べずに終わってしまうことも珍しくありません。

また、Z世代と呼ばれる今の若者たちは、「なぜこれをやるのか?」「どこまでが自分の責任か?」といった意味づけや丁寧な関わりを求める傾向があります。ただ業務を“見て覚える”だけでは、納得感もやりがいも持ちにくく、結果として早期離職につながるリスクが高まっています。

さらに最近では、リモートワークや分散型チームの影響で、OJTの“空気を読む”“質問するタイミングを見計らう”といった非言語の学習機会が減少しています。これにより、新人が「何を・いつ・どう聞けばよいかわからない」状態に陥るケースも増えています。
だからこそ今、求められているのが、OJT担当者自身の育成です。
「現場の先輩だからなんとなく任せる」のではなく、
“育成の技術”を持った担当者を育てることが、新人定着と早期戦力化のカギになります。

具体的には、以下のような視点が欠かせません:
教える内容を事前に整理し、段階的に伝える技術
相手の理解度や反応を見てフィードバックする力
叱らずに育てるコミュニケーションスキル
「なぜやるのか」を伝える動機づけの言葉がけ
こうしたスキルは、研修で習得することができます

短時間の
OJT担当者向け研修を導入するだけでも、「育成は苦手」という現場担当者が、自信を持って新人に関われるようになります。

OJTは現場でやっているから大丈夫」ではなく、
「現場だからこそ、正しい関わり方を身につける必要がある」のです。

育成とは、「教えること」だけでなく、「見守り、信じ、寄り添うこと」。
その姿勢を現場全体で共有できるよう、まずは
OJT担当者への支援から始めてみませんか?



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