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2018/02/22
雇用保険の手続きの簡素化などを内容とする省令の改正案について意見募集(パブコメ)
「雇用保険法施行規則の一部を改正する省令(案)」について、平成30年2月21日から、パブリックコメントによる意見募集が開始されています。
この改正案の概要は、次のとおりです(施行予定は平成30年3月30日)。
① 事業主による被保険者の氏名変更の届出手続の緩和
氏名変更の届出について、事業主の行う一定の届出又は手続(転勤届等)の際に併せて、行えばよいこととする。
② 各種届出の際の個人番号の提出について
今後、日本年金機構等との個人番号を介した情報連携が開始されることを踏まえ、これまで個人番号の届出がない者については、当該者に係る一定の届出又は手続(転勤届等)の際に、個人番号登録届の提出を求めることとする。
③ 様式の改正について
・離職証明書及び離職票→離職理由記載欄の項目を追加する。
・雇用継続給付の届書等→現行では、その都度、届書等に本人の署名・押印を必要としているところ、本人から届出等について同意を得たことが明らかとなる書類を保管しておくことを要件として、届書等上の本人の署名・押印を不要とする。
④ その他所要の改正を行う。
意見募集の締切日は、平成30年3月6日となっています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<雇用保険法施行規則の一部を改正する省令(案)について>
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495170391&Mode=0
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