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2011/08/01
春闘賃上げ率:1.83%増 平均妥結額は5555円
厚生労働省が平成23年7月28日、2011年春闘の主要企業の妥結状況を発表しました。定期昇給を含めた賃上げ額(平均妥結額)は前年比39円増の5555円で、賃上げ率は0.01ポイント上昇の1.83%となった。賃上げの妥結額、賃上げ率ともに、わずかながら3年ぶりに前年を上回り、妥結水準の低下傾向に歯止めがかかった形となりました。
賃上げ率が最も高かったのは、窯業で2.06%増、建設業が2.02%増と続いています。
厚生労働省は「企業業績が回復傾向にある中での春闘だった」とした上で、東日本大震災の影響について「年度末に発生したことから影響は限定的だった」と分析しています。
妥結時期については、東日本大震災の影響で、ピークが3月下旬となり、前年に比べて半月あまり遅れています。調査は従業員1000人以上、資本金10億円以上で、労働組合のある企業322社の妥結額などを集計しました。
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