コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/08/18
既卒者の新卒扱い、6割の企業が受け入れ
全国の主要企業を対象に、2012年3月卒業予定者等の採用活動に関する企業調査を調査会社が発表しました。
既卒者の「新卒扱い」での受付について、「今年度から受け付けることにした」企業は全体の14.7%で、政府の要請以前から受け付けていた企業をあわせると、57.2%が受け付けていることがわりました。
既卒者を受け付けている企業に、卒業後何年目までを受け付けているか尋ねると、「規定は設けていない」が51.1%ともっとも多く、規定があるうちでは「3年以内」(34.7%)が最多となりました。
既卒者の就労経験については、「規定を設けていない」企業が67.9%ですがが、「就労経験がないことを必須としている」も26.7%に上ります。
既卒者への内定出しについて、すでに内定を出した(予定を含む)企業は13.7%となった。従業員規模別に見ると、中小企業(~299人)で内定を出したのは10.2%、中堅企業(300~999人)も13.3%と1割台だが、大手企業(1000人以上)は22.7%となる。
3年以内既卒者に対して、今年度に関しては助成金の対象にもなっており、大手を中心と思われた既卒者の新卒扱いの動きが、今後中堅企業にも広がっていったと思われます。
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