コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2012/03/01
有期雇用の制度改正案を諮問=上限5年に
厚生労働省は29日、契約社員や派遣社員などの有期契約を規制する制度について、2018年度にも適用する方針を示しました。期間を定めた有期雇用の契約通算期間が5年を超えた場合、労働者の申し出があれば期間を定めない無期雇用へ転換する新しい仕組みは、無期への転換が生じる6年後から適用されることになります。
同省は同日の労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会に、労働契約法改正案の骨子を提示。今通常国会に改正案を提出し、来春の施行を目指します。
新制度の対象になるのは法施行後に締結・更新された雇用契約。通算で5年を超える契約を結んだ労働者は契約満了までに申し出る必要があります。雇用契約が終了してから再び契約するまで6カ月以上の期間が空けば、雇用期間には算入しません。
« AIJ投資顧問に運用を委託していた厚生年金基金等について | ホンダ、中途採用増加に動く 来年度160人に 大幅抑制から回復へ »
記事一覧
- 「育児休業等給付」のページを創設 新設給付である出生後休業支援給付金に関するリーフレットなどを紹介(厚労省) [2025/01/17]
- 令和6年の民間主要企業の年末一時金の平均妥結額は89万1,460円 3年連続で増加し過去最高(厚労省) [2025/01/17]
- 経済三団体が連名で「社会全体における『価格転嫁の商習慣』の定着に向けた要請」を実施 [2025/01/17]
- 令和7年度の雇用保険料率を前年度から0.1%引き下げる案を盛り込んだ改正告示案の要綱を示す(労政審の雇用保険部会) [2025/01/16]
- 令和6年度「多様な正社員」制度導入支援セミナー(第2回) 参加申込を開始(多様な働き方の実現応援サイト) [2025/01/16]