コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2022/12/21
令和4年の出生数 統計開始以来初の80万人割れの見通し(厚労省の人口動態統計)
厚生労働省から、「人口動態統計速報(令和4年10月分)」が公表されました(令和4年12月20日公表)。通常であれば、特に話題になることはない統計速報ですが、今回は非常に注目されています。これによると、令和4年1月~10月の出生数は66万9,871人となり、前年同期比で3万3,827人(4.8%)減少しました。
これは、過去最少のペースで、この傾向が続けば、令和4年の年間の出生数は、過去最少だった昨年の81万1,622人(確定数)を下回り、初めて80万人を割り込む見通しだということです。新型コロナの影響が長引く中、感染への不安や経済状況の懸念などから、妊娠を控えるケースもあったとみられていますが、少子化に歯止めがかからない状況です。年金や医療といった社会保障制度の将来が心配になりますね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<人口動態統計速報(令和4年10月分)>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2022/10.html
« 労働契約制度及び労働時間制度のこれまでの議論の整理②を提示(労政審の労働条件分科会) | 日本年金機構からのお知らせ 「年末年始における厚生年金保険料等の口座振替日」などの情報を紹介 »
記事一覧
- 雇用保険法に基づく各種助成金 「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」を受けた見直しを行うための改正省令案について意見募集(パブコメ) [2024/11/25]
- 「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」を閣議決定(首相官邸) [2024/11/25]
- ストレスチェックの実施義務対象の拡大など今後の労働安全衛生対策の方向性を示す報告(案)を提示(労政審の安全衛生分科会) [2024/11/25]
- 令和7年春闘方針の案を提示 定昇分を含め5%以上(中小は6%以上)の賃上げを目指す(連合) [2024/11/25]
- 第3号被保険者制度の将来的な解消に向けた早急な合意形成などを求める(日商が提言) [2024/11/25]