コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2012/05/14
AIJ問題:中小の厚生年金基金、共同運用を検討
厚生労働省はAIJ投資顧問による年金消失問題を受け、中小の厚生年金基金の資金を共同運用する方針を固めました。AIJの被害を受けたのは大半が専門家のいない中小基金でした。企業年金連合会に中小基金の資金を委託することで、ずさんな運用を防ぐ狙いです。厚労省は16日、AIJ問題の再発防止を探る有識者会議で共同運用案を提示します。今月中に固めたうえで、来年の通常国会への関連法案提出を目指します。
厚生労働省は、専門家を抱えて分散投資も行っている企業年金連合会と共同運用することで再発防止につながるとみています。
運用資産の規模が拡大することで、運用コストが低下するメリットもある。ただ、義務付けではなく基金側が希望した場合に限る方向です。
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