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2012/07/11
アデコ、休職社員の復帰支援 複数医師で見極め
人材派遣大手のアデコ(東京・港)は、鬱病などで休職する社員の復職支援を始めます。精神科医と連携し、休職者に復職へ向けたプログラムを提供するほか、複数の医師が復職の時期を慎重に見極める体制にするということです。メンタル面で体調を崩した後、職場への復帰が遅れる社員が増えていることに対応していきます。
メンタルヘルス管理のMD・ネット(東京・港)と提携し、企業向けに提供していく予定です。これまで休職する社員を抱える企業は、その社員が通う病院での診断結果を元に、復帰のタイミングを判断してきました。アデコの仕組みでは、MD・ネットに所属する精神科医も加わり、複数の医師が社員を診断します。
アデコは職場の環境を調査して、復職に向けたプログラムをつくっていきます。MD・ネットの施設でOA機器の操作や業務資料の作成、プレゼンテーションの練習などを実施し、復職へ向けた訓練を行っていきます。
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