コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2013/02/07
ローソン 子育て世代の年収を平均3%前後引き上げ
ローソンは、グループ3社の20代後半から40代の子育て世代の社員などを対象に、会社の業績に関係なくボーナスを増やし、年収を平均3%引き上げる新たな賃金制度を導入することになりました。
政権交代後、大手企業による賃上げが明らかになったのは初めてです。デフレからの脱却には、物価の上昇とともに賃金の上昇が欠かせない要素となるため、今年の春闘が本格化する中で、今回の賃上げが他の企業にも広まるか注目されます。
新たな賃金制度の対象となるのは、ローソンやその子会社の社員のうち20代後半から49歳までのほぼ全員のおよそ3300人です。来年度からボーナスのうち会社の業績に連動しない部分を上乗せし、年収で平均3%前後、金額にして約15万円程度引き上げるということです。子供がいる社員については、子供の人数に応じてボーナスの引き上げ幅をさらに大きくするということです。
今回の制度導入による新たな人件費の増加は年間およそ4億円と見込まれています。子供の教育費などがかかる世代の賃金を手厚くすることで、個人消費の活性化や少子化対策につながるとみられています。
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