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2011/03/03
現金給与総額27万2,719円、1月は前年同月比0.2%増―毎月勤労統計
2011年1月の現金給与総額の1人あたりの平均額は、前年同月に比べて0.2%増の27万2719円となり、11か月連続で増加しました。厚生労働省が3月1日に発表した毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)でわかりました。
基本給や扶養手当などの所定内給与は同0.5%減の24万1725円でした。一方、残業代や休日出勤手当てなどの所定外給与は2.5%増の1万8025円となり、13か月連続で増えました。 また、総実労働時間は1人平均で前年同月比0.3%減の136.3時間。このうち、所定内労働時間は0.6%減の126.6時間でした。所定外労働時間は2.1%増の9.7時間。なかでも製造業は6.6%増の13時間と大きく増えました。常用雇用は前年同月比で0.8%増加し、うち一般労働者は0.4%の増加、パートタイム労働者は1.7%増加しました。
残業代の増加が全体を押し上げました。
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