コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2014/11/21
群馬大学、40代教授をパワハラで懲戒解雇 被害の2人退職、3人休職
群馬大学は20日、部下の教員5人にパワーハラスメントや暴言を繰り返したとして、大学院医学系研究科の40代の男性教授を懲戒解雇したと発表しました。
大学によると、教授は2012年1月の着任直後から2013年8月まで、同じ研究室の助教や講師の男性4人と女性1人に対し、退職や休日出勤を強要したり、長時間にわたり叱責、侮辱したりしたとしています。女性に対しては、「結婚は三角、出産はバツ」という旨の発言もあったとし、5人のうち2人が退職、3人がうつ状態などで休職を余儀なくされたということです。
大学は2012年1月に匿名の投書により、ハラスメントの事実を把握し、同年1月~3月にかけて3度、所属長の研究科長が注意、指導しましたが、翌年夏まで断続的にハラスメントが続いたといいます。
教授は大学の調査に対し女性蔑視発言を認めましたが、他の行為については「指導の範囲内」と否認しているものもあるということです。また、大学関係者によると、この教授は「ずっと一人で研究してきた。(部下に)どう接したらいいかわからない」と指導法についての悩みを漏らしていたこともあったということです。
« 消費増税の延期により、年金機能強化法による「受給資格期間の短縮」の施行も延期 | アルバイト・パートの平均時給が上昇―調査開始以来最高の961円に »
記事一覧
- 「令和6年分所得税の定額減税Q&A」を更新 外国語版の資料も追加(令和6年5月15日)(国税庁) [2024/05/16]
- 出産費用の保険適用の導入などについて本格的な検討開始(厚労省が検討会設置) [2024/05/16]
- マイナンバー情報照会の実施状況 地方公共団体の大半が未利用 会計検査院が指摘 [2024/05/16]
- 令和6~8年度の介護保険の第1号保険料 全国平均で月6,225円 過去最高を更新(厚労省) [2024/05/15]
- 扶養に入っている有職者の63.4%が就業調整をしていると回答(連合の調査) [2024/05/15]