人事・労務に関するトピックス情報

コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2015/02/05

給与総額増加も実質賃金は過去2番目の下げ幅


 厚生労働省は2月4日、賃金や雇用の変動を示す毎月勤労統計調査の2014年の結果(速報)を発表し、労働者1人当たりの現金給与総額の月平均は前年比0.8%増の31万6694円で、4年ぶりに増加しました。
 
 一方、労働者の手取りに当たる物価の変動分を差し引いた実質賃金は、前年比2.5%減で3年連続の減少となり、賃金の伸びが物価上昇のペースに追いつかない状況は続いています。