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コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2015/11/09

健康保険 診療報酬の不正受給 総額1億円超搾取


 接骨院で施術を受けたと偽り、健康保険の療養費を不正受給したとして、警視庁は11月6日、指定暴力団組長ら計14人を詐欺容疑で逮捕したと発表ました。

 調べによりますと、国民健康保険の加入者が保険適用の整骨院等で施術を受けた際に、自治体などから接骨院等に支給される療養費をカラ受診で搾取していました。暴力団関係者が接骨院の実質的経営者となり、ねずみ講式に数百人単位でニセ患者を集め、虚偽の申請書を提出していました。

 ニセ患者の健康保険証のコピーをもとに申請書を作成し2011年6月~2013年10月にかけて療養費約2,700万円を受け取っています。搾取した金銭は、暴力団の活動資金や協力者への紹介料に充てていたとみられています。