人事・労務に関するトピックス情報

コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2017/06/16

天皇の退位等に関する皇室典範特例法が公布されました


 今月16日の官報に「天皇の退位等に関する皇室典範特例法(平成29年法律第63号)」が公布されました。

 天皇は、この法律の施行の日限りで退位され、皇嗣が、直ちに即位されることになります。
 また、この法律の施行をもって、国民の祝日である天皇誕生日は、「12月23日」から「2月23日」に改められることになります。
 
 施行日が気になるところですが、「公布の日から起算して3年を超えない範囲内において政令で定める日」から施行することとされており、正式な施行日は、今後政令で定められることになります。
 政府は、2018年から19年に変わるときや2018年度末などの区切りの良いタイミングを念頭に、施行日(=退位日・改元日)の決定を急いでいるとのことです。
 できるだけスムーズに新たな元号に移行できるようにして欲しいですね。

この法律の概要については、こちらをご覧ください(国会提出時の案ですが、国会での修正はありませんでした)。
<「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」の概要>
http://www.cas.go.jp/jp/houan/170519/siryou1.pdf