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コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2011/06/24

半導体工場勤務で白血病? 因果関係認める判決 サムスン電子


  三星(サムスン)電子半導体事業部(三星半導体)で勤務している間に白血病で死亡した職員2人が裁判所で労働災害と認められました。 
  ソウル行政裁は23日、三星半導体の職員と遺族ら5人が勤労福祉公団を相手取って起こした遺族給与および葬儀費不支給処分取り消し請求訴訟で、死亡した職員ファンさんとイさんの死因を労災と認め、遺族給与の支払いを命じる原告勝訴判決を出しました。 
 この問題を巡っては昨年春、サムスンの半導体ラインで発がん性物質を使用したため発病者が続発したと市民団体が指摘していました。裁判所は白血病の発病経路が医学的に明らかにされない場合でも「少なくとも発病が促進されたと推定することができる」と判断。「白血病と業務の間に因果関係があると見るに相当する」としています。
サムスン電子側は、判決内容は自社の調査結果と異なると主張しています。