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2011/08/09
ねんきん定期便、ネット化検討
厚生労働省は「ねんきん定期便」について、現行郵便からインターネットを使って電子的に知らせる方法に移行する
検討に入りました。電子化により、大幅なコスト削減が見込める上、いつでも最新の情報を見ることができるようになります。しかし、パソコンが不得手な高齢者への対応も必要になるため、完全な移行には時間がかかりそうです。
学識経験者などからなる「年金定期便・年金ネット・年金通帳等に関する検討会」を9日に立ち上げ、2011年11月をめどに今後の方向ついて取りまとめます。ねんきん定期便は2009年から送付をはじめました。毎年1回、年金加入者に対して保険料の支払い状況を
知らせています。毎年100億円近い経費がかかっており、内容も「わかりにくい」という批判が強いのが現実です。検討会では、
効果的な記録情報の伝え方についても話し合う予定です。
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