コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2018/10/19
雇用類似の働き方 論点整理を開始
厚生労働省から、平成30年10月18日に開催された「第1回「雇用類似の働き方に係る論点整理等に関する検討会」」の資料が公表されました。
雇用類似の働き方とは、「雇用」と「自営」の中間的な働き方のことをいいます。
以前からある個人請負等も含め、クラウドソーシングを利用した働き方などで増加している自営型テレワークやフリーランスといった「雇用関係によらない働き方」がこれに当たります(明確な定義はなし)。
このような働き方についても一定の保護は必要ということで、平成29年10月から4回にわたり、「雇用類似の働き方に関する検討会」で議論が重ねられ、平成30年3月には報告書がとりまとめられました。
それを引き継いだのが、今回初開催となった「雇用類似の働き方に係る論点整理等に関する検討会」です。
今後、第2回目の会議を本年12月上旬頃に開催し、関係者ヒアリング等を行い、第3回目以降の会議で、雇用類似の働き方についての実態把握、具体的課題等に係る論点整理等を行うこととされています。
個人事業主やフリーランスに仕事を依頼している企業もあると思いますが、企業側に何らかの規制が課せられることになる可能性もあります。今後の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第1回「雇用類似の働き方に係る論点整理等に関する検討会」配布資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_01931.html
« 夜勤中に倒れ高齢の警備員が死亡、遺族が過労死として労災申請 | 2019春闘の基本構想を公表 6年連続賃上げ要求も水準の公表は先送り »
記事一覧
- 令和5年の賃金構造基本統計調査の結果を公表 一般労働者の賃金月額は31万8,300円で過去最高 伸び率も29年ぶりの水準(厚労省) [2024/03/28]
- 令和6年4月から「特定一般教育訓練給付金」及び「専門実践教育訓練給付金」の受講前の必要書類の提出期限を緩和(厚労省) [2024/03/28]
- 「ストレスチェック実施後の案内リーフレット」を公表(こころの耳) [2024/03/28]
- 令和5年度の障害者雇用実態調査の結果 民間企業で働く障害者が初の100万人突破(厚労省) [2024/03/28]
- 「人事労務マガジン」厚労省のHPに掲載 人材確保等支援助成金(テレワークコース)の案内などの情報を掲載 [2024/03/28]