コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2018/11/15
医療保険について検討 予防・健康づくりの推進もテーマに
厚生労働省から、平成30年11月14日に開催された「第115回社会保障審議会医療保険部会」の資料が公表されています。
今回の議題は、「新たな改革工程表の策定に向けて」、「当面対応が必要な課題」、「国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額」など。
「新たな改革工程表の策定に向けて」については、年度内に結論を出すことになっている後期高齢者(75歳以上)の窓口負担の引き上げ、外来受診時の定額負担の導入などの検討が行われました。
「当面対応が必要な課題」については、情報解析基盤の構築や予防・健康づくりの推進に向けた取り組みなどが検討されています。
予防・健康づくりの推進では、インセンティブを活用することにより、健康寿命の地域間格差を解消するなどして、2040年までに健康寿命を3年以上延伸し、平均寿命との差の縮小を目指すこととされています。
なお、そのような取り組みにつながる「被保険者番号の個人単位化とオンライン資格確認等」についても、2020年度の運用開始を目指し、システムの整備の準備を進めることとされています。
予防・健康づくりの推進については、企業の役割も大きいかもしれませんね。
「健康経営」といった取り組みが、より評価される時代になっていきそうです。
今回の会議資料については、詳しくは、こちらをご覧ください。
<第115回社会保障審議会医療保険部会/資料>
« 中小企業の取引条件改善や最低賃金引上げについて省庁横断的に検討 | 学校における働き方改革 1年単位の変形労働時間制の導入も検討 »
記事一覧
- 派遣労働者に係る労使協定方式 独自統計を使用する場合の「独自統計調査の活用について(報告)」の記載例を公開(厚労省) [2024/11/28]
- 鉄道分野において「特定技能1号」の在留資格が初めて許可されました(国交省) [2024/11/28]
- 令和6年春闘 年末一時金(第2回)回答集計を公表(連合) [2024/11/28]
- 女性活躍推進及びハラスメント対策について論点を整理(労政審の雇用環境・均等分科会) [2024/11/27]
- 求人者の皆さまや医療・介護・保育・幼児教育施設などで人材を募集している皆様へ向けたリーフレットを公表(厚労省) [2024/11/27]