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2011/09/29
来春新卒採用「震災影響なし」87.5% 経団連調査
経団連は28日、新卒採用について会員企業に聞いたアンケート調査の結果を発表しました。
87.5%の企業が「東日本大震災発生後も2012年春の採用計画を変更していない」と回答。「当初予定より採用数を減らす」と答えた企業は22社にとどまりました。経団連は「中長期的な事業拡大を見越し、採用を維持した企業が多い」とみています。
採用選考活動で「被災学生らに配慮する」と答えた企業は91.7%に上りました。具体的には「被災学生には個別対応する」(63.9%)、「選考開始時期を全体的に遅らせた」(48.5%)、「提出書類の締め切りを延長した」(40.0%)などの対応が多くありました。
2012年春の採用計画があると答えた企業のうち、採用人数を11年春より「増やす」と答えた企業は31・5%で、「減らす」(19・2%)を上回り、「変わらない」は47・0%でした。一方、11年の採用人数を10年春より「増やした」と回答したのは全体の38・1%でした。
調査は経団連会員企業を対象に7~8月、アンケート形式で実施した。回答企業は545社。
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