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2011/10/06
米、一段の追加緩和も FRB議長、先行き警戒感
米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は4日、米議会の上下両院経済合同委員会での証言で、低迷する雇用情勢について「改善は一層遅れる可能性がある」と警戒感を示しました。その上で「適切なときに、さらなる行動を起こす用意がある」と追加金融緩和に言及。欧州の金融不安が先行きのリスクになるとの見方も示しています。
議長は、9月に導入した、FRBの保有資産を長期の国債に入れ替える追加金融緩和策について「雇用創出や成長をいくらか支援する。意義深いが、経済への大きな支援になるとは思っていない」と述べ、効果は限定的だとの見方を示しました。
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