2020/04/02
一般労働者の平均月給0.5%増 過去最高(令和元年賃金構造基本統計調査)
厚生労働省から、「令和元年 賃金構造基本統計調査 結果の概況」が公表されました(令和2年3月31日公表)。
今回公表された内容は、全国及び都道府県別の賃金について、有効回答を得た10人以上の常用労働者を雇用する民間事業所(47,148事業所)について集計したものです。
なお、今回から、外国人労働者の賃金も集計されています。
調査結果のポイントは次のとおりです。
●一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の賃金
・男女計 307,700円(前年比 0.5%増)
・男 性 338,000円(同 0.1%増)
・女 性 251,000円(同 1.4%増)
※男女間賃金格差(男=100)は、女=74.3(前年73.3)で、1.0ポイントの縮小となっており、比較可能な昭和51年調査以降で最小。
●短時間労働者の賃金(1時間当たり)
・男女計 1,148円(前年比 1.8%増)
・男 性 1,207円(同 1.5%増)
・女 性 1,127円(同 2.0%増)
●雇用形態別にみた賃金(雇用形態間賃金格差)
・雇用形態間賃金格差(正社員・正職員=100)は、正社員・正職員以外が男女計で64.9(前年64.6)となっており、若干改善。
●外国人労働者の賃金(月額又は1時間当たり)
・一般労働者のうち外国人労働者の賃金(月額) 223,100円
・短時間労働者のうち外国人労働者の賃金(1時間当たり) 1,068円
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和元年 賃金構造基本統計調査 結果の概況>https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html
« 令和2年度の雇用関係助成金全体のパンフレット 簡略版・詳細版を公表(厚労省 | 「15分でわかるはじめての交流分析2」などを公表(こころの耳) »
記事一覧
- 令和7年度の社会保険制度説明会 6月に各都道府県で開催(日本年金機構) [2025/04/16]
- 違反した場合に求人不受理にできる対象条項に令和7年10月施行の育介法の改正規定を追加することを盛り込んだ政令の改正案について意見募集(パブコメ) [2025/04/16]
- 職場における熱中症対策の強化を盛り込んだ「労働安全衛生規則の一部を改正する省令」 官報に公布 [2025/04/15]
- 政労会見 16年ぶりに開催(連合・首相官邸) [2025/04/15]
- 日本の総人口は14年連続の減少 日本人人口は減少幅が13年連続で拡大 65歳以上人口の割合は29.3%と過去最高(令和6年10月の人口推計) [2025/04/15]