コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/11/14
人勧実施し国家公務員の給与削減 自民、法案提出へ
自民党幹部は13日、国家公務員の給与改定に関し、政府が見送りを決めた2011年度人事院勧告(人勧)を完全実施した上で、さらに給与を削減する法案を議員立法で国会提出する方針を明らかにしました。内容としては、国家公務員給与を7.8%引き下げる政府の特例法案への対案として、国家公務員給与を平均0.23%引き下げる人勧を実施した上で、給与引き下げ幅を7.8%まで上積みする独自法案します。地方公務員の給与も国家公務員に準じて7.8%程度まで引き下げるよう求める考えです。自民党は「人勧は公務員の労働基本権を制約することの代償で、勧告無視は憲法違反だ」と批判していましたが、人勧実施により、地方公務員の給与削減も狙う予定です。政府は、国家公務員給与の0・23%引き下げを求めた人勧実施を見送り、年収を平均7・8%削減する臨時特例法案を成立させ、東日本大震災の復興財源に年間2900億円を充てる方針です。
« 生活保護受給者 過去最多に | 過労死:労災認定企業名の開示を命令 大阪地裁 »
記事一覧
- 日本年金機構からのお知らせ 「短時間労働者の適用拡大<被保険者資格取得届の届出漏れはありませんか>」などの情報を掲載 [2025/04/18]
- 1,000円着服で退職金1,200万円を全額不支給 最高裁の判断は適法 [2025/04/18]
- 令和7年春闘 第4回回答集計 賃上げ率5.37%(中小4.97%)で昨年同時期を上回る(連合) [2025/04/18]
- 中小企業4団体連名で「最低賃金に関する要望」をとりまとめ(日商など) [2025/04/18]
- 基礎控除等の引上げと基礎控除の上乗せ特例の創設(財務省が資料を公表) [2025/04/17]