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コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2021/06/02

女性活躍・男女共同参画の重点方針2021の原案を提示(男女共同参画会議)


 内閣府・男女共同参画局から、令和3年6月1日に開催された「男女共同参画会議(第64回)」の資料が公表されています。今回の会議で、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021(原案)」が提示されました。この原案においては、その重点方針の基本的な考え方が次のように記載されています。

<「女性活躍・男女共同参画の重点方針 2021」の基本的な考え方>
 政府は、男女共同参画社会基本法に基づき、「第5次男女共同参画基本計画~すべての女性が輝く令和の社会へ~」(以下「5次計画」という。)を令和2年 12 月 25 日に閣議決定した。この5次計画を着実に、スピード感を持って実行するためには、5次計画のスタートを切る令和3年度、4年度において5次計画の実行に速やかに着手し、具体策を進めていく必要がある。
 このため、5次計画に掲げられた具体的な取組については、本重点方針における記載の有無に関わらず着実に実施する。その上で、本重点方針は、5次計画で決定した成果目標の達成や施策の実施に向けた取組の更なる具体化や、5次計画策定以降に新たに取り組むこととする事項として、次の(1)~(3)について、政府全体として今後重点的に取り組むべき事項を定め、本重点方針に基づき、速やかに具体的な取組を進める。
(1)コロナ対策の中心に女性・女児を
(2)女性の登用目標の達成に向けて~「第5次男女共同参画基本計画」の着実な実行~
(3)女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現

 報道では、(1)に「生理の貧困への支援」が盛り込まれていることや、(3)に「ジェンダー平等に関する社会全体の機運の醸成」が盛り込まれていることなどが話題になっています。

 この重点方針は、「すべての女性が輝く社会づくり本部」などの合同会議で正式決定し、令和3年6月中にまとめる予定となっている「経済財政運営と改革の基本方針 2021(仮称)〔骨太方針〕」に反映させるとしています。詳しくは、こちらをご覧ください。

<男女共同参画会議(第64回)/資料>
https://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/gijisidai/ka64-s.html