コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2022/11/08
長時間労働削減を始めとする働き方の見直しに向けた取組に関する要請(厚労省から経団連に)
政府は、長時間労働・過重労働の削減に向けて、監督指導の強化や働き方改革を進める企業への支援を行っています。
令和3年7月に「過労死等の防止のための対策に関する大綱」が3年ぶりに見直され、同年9月には「脳・心臓疾患の労災認定基準」が約20年ぶりに改定されるなど、企業には、働き方の見直しに向けた一層の取り組みが求められています。
こうしたなか、厚生労働省より、令和4年10月の「年次有給休暇取得促進期間」及び11月の「過重労働解消キャンペーン」期間に際し、経団連に対して要請があったということです。
その要請の内容が、経団連から公表されました(令和4年11月8日公表)。
経団連は、会員企業の代表者各位に対して、「すでに様々な取り組みを実施されていることと存じますが、改めて厚生労働省からの要請書をご高覧のうえ、長時間労働を前提とした労働慣行の転換や年次有給休暇の取得促進等を進めるとともに、自らの仕事が社会に役立っているという意識醸成、ダイバーシティ&インクルージョン経営の推進等、働き手のエンゲージメントを高める「働き方改革フェーズⅡ」を一層進めていただきますよう、お願い申しあげます。」とメッセージを送っています。
会員企業でなくても参考になる内容ですので、こちらでご確認ください。
<長時間労働削減を始めとする働き方の見直しに向けた取組に関する要請について(経団連)>
http://www.keidanren.or.jp/announce/2022/1108.html
« 毎月勤労統計調査 令和4年9月分の実質賃金は6か月連続マイナス 令和4年夏のボーナスは2年ぶりのプラス | 「働く女性の健康支援に関する研修用動画」を掲載(独・労働者健康安全機構) »
記事一覧
- 雇用保険法に基づく各種助成金 「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」を受けた見直しを行うための改正省令案について意見募集(パブコメ) [2024/11/25]
- 「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」を閣議決定(首相官邸) [2024/11/25]
- ストレスチェックの実施義務対象の拡大など今後の労働安全衛生対策の方向性を示す報告(案)を提示(労政審の安全衛生分科会) [2024/11/25]
- 令和7年春闘方針の案を提示 定昇分を含め5%以上(中小は6%以上)の賃上げを目指す(連合) [2024/11/25]
- 第3号被保険者制度の将来的な解消に向けた早急な合意形成などを求める(日商が提言) [2024/11/25]