コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2012/03/06
厚生年金基金への天下り調査発表―厚生労働省
2012年3月5日の民主党厚労部門会議役員会で、厚生労働省はAIJ投資顧問が企業年金からの運用資産を消失させた問題で、全国の厚生年金基金に天下りした旧社会保険庁など国家公務員OBが2009年5月時点で646人に上っていたことを明らかにしました。
AIJ投資顧問問題では、年金コンサルタント会社を経営していた旧社保庁OBが天下り人脈を利用し、年金基金幹部の旧社保庁OBらにAIJ投資顧問への投資委託を勧誘するなど、天下りが被害を拡大させたという見方が出ています。
また、企業年金からの運用資産を消失させた投資顧問会社AIJ投資顧問の顧客の企業年金にも厚生労働省からの天下りがあったことが分かっており、同省は5日、厚生年金基金の運用体制の実態解明を進めるため、栄畑潤年金局長をトップとするプロジェクトチームを設置しました。
« 夏の節電で中小企業が対象の割引プラン発表―東京電力 | AIJ投資顧問問題で年金減額の条件緩和を検討―民主党 »
記事一覧
- 「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」を取りまとめ(経産省・総務省) [2024/04/22]
- 高齢社員のさらなる活躍推進に向けて 経団連が報告書を取りまとめ [2024/04/22]
- 日本年金機構からのお知らせ 「お願い:大型連休前後の届書の提出」などの情報を掲載 [2024/04/19]
- 不妊治療と仕事との両立についてお知らせ マニュアルなどを公表(厚労省) [2024/04/19]
- 令和6年春闘 第4回回答集計 賃上げ率5.20%で5%超えを維持(連合) [2024/04/19]