コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2023/08/07
社会保障給付費が138兆円 令和3年度も過去最高を更新(国立社会保障・人口問題研究所)
国立社会保障・人口問題研究所から、「令和3年度 社会保障費用統計」が公表されました(令和5年8月4日公表)。
令和3年度(2021年度)における集計結果のポイントは次のとおりです。
●社会保障給付費(ILO基準)の総額は、138兆7,433億円(過去最高を更新)。
前年度と比べ6兆5,283億円、4.9%の増加の増加。
●1人当たりの社会保障給付費は、110万5,500円。
前年度と比べ5万7,400円、5.5%の増加。。
●部門別社会保障給付費の項目
「医療」47兆4,205億円、「年金」55兆8,151億円、「福祉その他」35兆5,076億円。
前年度からの増加額は、「医療」4兆7,013億円(11.0%増)、「年金」1,816億円(0.3%増)、「福祉その他」1兆6,455億円(4.9%増)。
報道では、部門別社会保障給付費の前年度からの増加額について、「医療」の増加幅(11.0%増)が大きかったことなどが話題になっています。
その原因は、新型コロナのワクチン接種が本格化し、関連費用が増えたからと分析されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和3年度 社会保障費用統計(令和5年8月4日公表)>
https://www.ipss.go.jp/site-ad/index_Japanese/security.html
« 令和5年春闘の主要企業の賃上げ率 厚労省の集計では「3.60%」 昨年およびコロナ禍前の水準を大きく上回る(厚労省) | 岸田総理が会見 健康保険証の廃止時期は総点検を見極め判断(延期の可能性も) 保険証代用の資格確認書は柔軟に運用 »
記事一覧
- 「人事労務マガジン」厚労省のHPに掲載 「必ずチェック、最低賃金-10月1日(火)から順次改定されます」などの情報を掲載 [2024/09/19]
- リーフレット「優良な電子帳簿のススメ!」を公表(国税庁) [2024/09/19]
- 日本年金機構からのお知らせ 「令和6年10月の短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大」などの情報を掲載 [2024/09/19]
- 合計特殊出生率1.20で過去最低 令和5年人口動態統計(確定数) [2024/09/19]
- 経団連が「2024年度規制改革要望」を取りまとめ 育児・介護の両立支援等に資する深夜労働の割増賃金規制の見直しなどを要望 [2024/09/19]